【感想・ネタバレ】ゲノム編集の基本原理と応用 ZFN,TALEN,CRISPR-Cas9のレビュー

あらすじ

2012年のCRISPR-Cas9の開発によって、ゲノム編集はすべての研究者の技術となり、基礎から応用の幅広い分野における研究が競って進められている。

本書は、ライフサイエンスの研究に興味をもつ学生をおもな対象に、ゲノム編集はどのような技術であるのか、その基本原理や改変方法について、できるだけ予備知識がなくとも理解できるように解説した。さらに、農林学・水産学・畜産学や医学など、さまざまな応用分野におけるこの技術の実例や可能性についても記載した。

2016年末に刊行した『ゲノム編集入門』(ISBN 978-4-7853-5866-2、裳華房)より全体的に難度を低くし、より多くの読者に興味をもってもらえるように配慮したつもりであるので、若い研究者がこの本によって、ゲノム編集技術を積極的に取り入れ、さまざまな分野で基礎研究と応用研究を意欲的に進めていくことの一助となれば幸いである。

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Posted by ブクログ

2020年ノーベル化学賞を受賞したのは,ゲノム編集技術CRISPR-cas9を開発したEmmanuelle CharpentierとJennifer Doudnaである。

本書はゲノム編集について,原理から応用まで簡単にまとめられた教科書である。

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2021年06月12日

Posted by ブクログ

コンパクトにまとまっており要点を整理するのに大変参考になった。比較的新しい内容も盛り込まれており進展の早いこの分野における入門用として今のところ1番良いのではないかと思った。

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2018年08月23日

Posted by ブクログ

これは初学者には中々難しい本だと思います。専門用語がたくさん出てきて、その専門用語はなんぞやについてはあまり触れられることはなく、知っている前提で話が進められることが多かったです。なので、生物の知識がある程度ある人なら理解が出来ると思います。
私自身はあまり生物の知識はないのでもう少し優しい本から読み進めていこうと思いました。

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2021年10月05日

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