あらすじ
空前のペットブームと言われるなか日本ではいまだ年間6万匹もの犬や猫が殺処分されているという現実がある。
この悲惨な状況を少しでも変えていこうと精力的に活動を続ける女性――
それがNPO法人・犬猫みなしご救援隊の代表・中谷百里さんそのひとだった。中谷百里さんの活動を追いつつ犬と猫、さらにはその向こうにいる「人間」の問題により深く迫る!
多頭飼育崩壊の現場では大量に増えた犬や猫だけでなく飼い主である人間の社会からの孤立も問題に。
東日本大震災で被災した犬や猫が飼い主から離れて暮らす現実。少しでも大切な命を救うために中谷さんがとった行動。
本書では、番組で紹介された内容をさらに深く掘り下げて紹介!
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Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて手に取った一冊。
犬が大好きで、動物たちを幸せにしたいと日々思っていた私にとって、
この本との出会いはとても大きな意味がありました。
避妊・去勢手術については、自分の犬にも受けてもらったけれど、
「可哀想なことをしてしまったのでは」と悩むことも多くて…。
でも、この本を通じて、それが“動物たちを大切に思うからこその選択”なのだと知り、
少し気持ちが軽くなりました。
自分にできることは小さいかもしれませんが、
今後は微力ながらでも、何か力になれたらと思います!
読後にYouTubeで映像(ダイジェスト版)も観ましたが、
本の方が状況や背景をより丁寧に描いていて、
最初に文字で触れることができて本当によかったです。
犬と猫の向こう側
もの凄い本に出逢った!と言うのが最初の感想。
これは事実?ノンフィクション?ならば凄すぎる‼︎
多頭飼い崩壊に近いお宅は一度訪れたことがあるがやはりそうなる前に誰かに相談するとか助けを求めたいけどそんな場所は役所でも無い!と言われた。
悪臭がするから他人は尚更訪ねてこないし、孤立して…悪循環。被害者は犬や猫達。私も犬猫他、動物好きだからボランティアでもやれる事から始めたいと思います。素晴らしい本でした