あらすじ
あなたの近くにもいるかもしれない――。黒川御影（くろかわ・みかげ）、300歳。一見、地味めなアラサー女性。でも本当は、300回目の誕生日を迎えたばかりの三百路（みおじ）の魔女――!! ≪おひとり様≫を極めた彼女の毎日は妬み嫉み辛みに僻み…縛るものなど何も無い究極楽しいひとり暮らし♪ 自分の不幸も蜜の味！ 300歳独身魔女の冒涜的日常コメディ!!!
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女は三十路(みそじ)から……魔女は三百路(みおじ)から！？
地味なアラサーOLとして日々働く黒川御影は実は齢300歳、勤続100年目の魔女。独身として300年を生きた彼女は、孤高の≪おひとり様≫としての道を極めに極めている……！
他人の幸せを嫉み、呪い、人の不幸を蜜のごとくすすったり、とある夜は自分へのご褒美にキャンドルをたいたりする…なんだか既視感を覚える人、読みながら大きく頷いちゃう人、絶対いますよね！？ 魔女だろうと女は女…！ 苦しみや寂しさは等しく訪れるものなんだなぁ…となんだか感慨深く思えてきます。むしろ女はみんな魔女なのかもしれない……。
おひとり様の夜は厳しいけれど、自分にしかわからない、ひとりじゃないと楽しめない夜もあるんです！ その喜びを知っている人も知らない人も、ぜひ読んで頂きたい一冊です。
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めっちゃ笑えます
語りたくなる行が多過ぎて困ってしまうほど、怒涛の小ネタが詰め込まれてます。
キーワードは「冒涜的快楽」なんですけど、月影の魔女さんの一人芝居です。
３００歳という年齢設定を使って、
２７８歳年下男子とか
一世紀のジェネレーションギャップとか
魔女狩りを知らないゆとり世代とか
台詞が上手すぎる。
これはハマります。
面白い
最後はお一人様でってとこで終わったけど個人的に2人がくっつくパターンも見てみたい笑テンポもちょうどよく、くすっと笑えるシーンがたくさんあって面白かった！
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