【感想・ネタバレ】できる男はウンコがデカいのレビュー

あらすじ

ふざけたタイトルだと思いきや、カイチュウ博士・藤田先生は大真面目に論じているのです。
下痢や便秘、過敏性腸症候群に悩まされている原因は、腸内細菌が少なくなるから。
これだけにとどまらず、精力減退、アレルギー疾患、やる気までも失われてしまうのです!
そのバロメータがウンコ。
みなさん、本書を読んで、絶品のウンコを出し、健康とできる男の称号を手に入れましょう。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

何というタイトル。でも、著者は有名な寄生虫学の先生なのだ。うんこを集めに世界中を旅するつわものなのだ。
戦争中、日本軍のうんこがあまりにでかい為に、いっぱい
人がいると勘違いして、アメリカ軍は退散したほどという。兎に角、繊維質を昔の日本人いっぱいとっていたのだ。
女性のうんこをしている姿を見ると、そりゃもう、結婚を
考えなければならないという国もあるらしい。まじめに、うんこを考えた話で、食べ物以上に大事なことが書いてある。

0
2014年03月24日

Posted by ブクログ

幸せな時はいいウンコが出たときと公言したかったのですが下品ととバッシングを受けそうで言えなかったわたしの後押しをしてくれた本です。
したり顔でウンコについて大いに語りたくなる本。
うつや自殺とウンコは関係がある!
いいウンコが出ると幸福。
脳は腸がコントロールしている。
鼻くそをほじり食べるのは身体によい(笑)

0
2013年11月02日

Posted by ブクログ

ウンコがでかい=腸内環境が良い
大便とは「身体からの大きな便り」である。

タイトルに惹かれて手に取った本だったが、予想通りとても面白い内容だった。目次を眺めているだけでもいい。「男とは本来、ウンコ好きである」、「かつて日本人のウンコはデカかった!」などである。

「人の精神力は、ウンコの大きさに表れます。これは間違いのないことです。」62
一見ふざけているように見えるが大真面目でそれが面白い。暇なときにパラパラとまためくってみたい。

ウンコを大きくするためには食物繊維をたくさんとることが大切である。ウンコの半分は腸内細菌とその死骸であり、食物繊維は腸内細菌を増やす材料である。つまりウンコがデカければ腸内環境が良いということ。色や質感には着目していたが、この理論からサイズが最もよい指標であることが分かる。

ウンコ派じゃなくてうんち派。言葉の話

0
2025年08月19日

Posted by ブクログ

この本で語られている、清潔すぎる社会への危機感には、すごく共感した。清潔さを求めるあまり、必要な菌までも排除してしまい、免疫力の低下を招き、弱い人間になってしまう。そして、この清潔を求める志向の要因は、メディアの印象操作による部分が大きい。

完璧さを求める社会は、中にいると息が詰まる。それまで普通にいた汚さが、いつのまにか排除の対象となる。その社会に所属できる人の数はどんどん減っていき、新参者を寄せ付けなくなる。もっと余裕を持った社会にならないかなーと心底思う。電車が少し遅れたっていいじゃない。5分の遅刻なら許そうよ。お店が少し汚れているだけで文句をつけないでほしいし、政治家の一つ一つの発言の揚げ足をとらないでほしい。もっといろんなことに寛容な社会になれないと、許容できないと、どんどんガラパゴス化して孤島化する。

グローバル社会で求められつつある「多様性」という考え方も、許容することを求める。ここでいう多様性には、白人は嫌いだとか女性は家庭に納まるべきだという、枠を当てはめる行為や他社を排除する動きは、含まれない。そういう、はじょを伴う個性は、多様性とは呼ばれない。この考え方が世界で求められているときに、日本が寛容さを失ってしまっていては、またおいて行かれてしまうだろう。
みんな、もっと器の大きい人になろうぜ。

清潔すぎる社会で思い出したが、村田沙耶香の「消滅世界」という作品の中では、セックスが原始的で汚いものとされ、子供はすべて人工授精で作られるという設定になっている。夫婦はセックスをせず、それぞれ恋人を持ち、恋人同士でセックスをしたりしなかったり。はたまた、キスや愛撫のみを崇高なセックスとして位置づけて、性交は汚らしいという考え方を持っていたり。「清潔さ」を究極に追いかけると、人間そのものの否定にすらなりかねないのだから怖い。それが汚いなら、あれもこれも汚くて、もう生きてられないわ!と叫びたい。

0
2016年10月03日

Posted by ブクログ

人生をよりよく生きるには、自分自身の
うんこを変えなさい。
一日一回、デカい一本がお尻の穴からスコーンと
出てくる毎日はあなたのビジネスライフを変え、
自分を輝かせてくれるという、
潔く清々しいタイトルです。

本書を読むと排泄というものが、非常に大切で
あるということ。そして、汚いもの・行為という
イメージを変えてくれます。私も変わりました。

以下、覚えておいて損はないこと一覧に。

水に浮かぶのは、食物繊維が多い証だからよいうんこ。

うんこの色は、胆汁の色。胆汁は肝臓で作られる
消化液のこと。古くなった赤血球がはがれる
色素でできている。黄褐色がやはり理想色。

ウォシュレットをすると肛門にある皮膚常在菌が
洗い流されます。この菌は、肛門の脂肪を餌にして
その箇所を酸性に保ってくれます。酸性の部分では
悪い菌は繁殖しないので、ウォシュレットの
使い過ぎには注意しようと思います。

スイカにある「シトルリン」という成分は
バイアグラにもある成分なので、勃起力維持と
夏バテにはスイカ、というのは理にかなった食べ物
だそうです。

0
2014年02月23日

Posted by ブクログ

貧弱なウンコしか出していないくせに、それを振り返ることすらしない、そんな男に喝をいれる本。
腸を知り尽くした著者の、良い生活のためのメッセージ。ウンコがでかければ全てうまく行く。納得できる。
何と言ってもタイトルが凄い。男と限定してしまうのはどうよ、という気もするが、ウンコだけでなくチ○コの話もあるので止むを得ないか。
スマホでウンコが小さくなる。人はウンコとともに生まれてくる。ウンコの大きさは間違いなく精神力に比例する。
必見の名言ばかり!

0
2013年06月22日

「暮らし・健康・美容」ランキング