あらすじ
恋に生き、切なさに、嫉妬に、美しさに涙する――
日本文学最大の傑作が、明瞭な完全新訳で甦る!
<原文に沿いながらも現代的な自然な訳文で、もっとも読みやすく美しい角田訳の誕生。
上巻には、第一帖「桐壺」から第二十一帖「少女」まで、たっぷり二十一帖分を収録!>
解題=藤原克己(国文学 東京大学)
解説=池澤夏樹
月報=瀬戸内寂聴 大和和紀
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
2021113
ずっと読もう読もうとしていてやっと読み始めました。誰訳かも含めて。
4月に友人と感想を言い合う予定でよんでて楽しいです。よめるかなぁ〜
そして、すでに身分制度と今も変わってない女性の地位の低さにうんざりしてる。和泉式部日記のラジオ古典購読も並行して、きいてます。
20210126
ひとまず読み終わりました。643p。
光の君の恋物語。
なんでも許される人。
藤壺や桐壺や朧月夜や明石の君なんかは完璧すぎて、末摘花や花散里がでてくることで当時の人たちは自分もいつかって喜んだのかなぁ。なんて。
六条御息所が夕顔や葵上に取り憑く生き霊のところとかちゃんとはじめて読みました。
須磨に流された時、何の罪も犯してないっていってて、右大臣一派が病気になるんだけど、そうかなぁ。
まぁ、あとで藤壺との秘密が自分に返ってくるんだけど。
天網恢恢疎にしてもらさず、か。
当時は一夫多妻制で天皇の皇子である光は好き放題に見えるけど、どれくらいの頻度で女たちにあいにいつたんだろう。そして筆マメだなぁ。
紫の上にお子が出来なかったってのがなー。
3巻ある内の1巻目だけど一番ヒカルが栄華を極めるしょうで、角田さん訳狙い通り読みやすかったです。たいした思いもなく訳されたってのもとってもわたしには良かったです。
さて、中をよむかな。