あらすじ
(概要)
「情報が隠される」「社員同士が協力しない」「疑心暗鬼の空気が広がる」
そんな人間不信から、Great Place to Work(働きがいのある会社)ランキング1位(従業員100~999人部門)、4年連続ベストカンパニーを受賞するまでに至った、その秘密とは?SAP、マッキンゼーを経て、コンカーの社長として年平均成長率96%という飛躍を実現してきた著者が、その成果を支える文化・仕組み・制度の裏側を初公開。
・すべての社員から会社の課題や改善策を吸い上げる「コンストラクティブフィードバック」
・業務を離れて問題や未来を議論する「オフサイトミーティング」
・社員の立候補で課題の解決にあたる「タスクフォース」
・四半期に一度、会社の戦略・方向性を分かち合う「オールハンズミーティング」
・処遇の不平等感をなくす「ジョブグレード」
・タテ・ヨコ・ナナメで双方向のコミュニケーションを活性化させる「コミュニケーションランチ」「タコランチ」「マメランチ」「タメランチ」「ミムランチ」
・採用率を3%に抑え、採用候補の分母を増やしていい人材を獲得する「採用エージェントへの方針説明会」
・全社員の心身の健康状態を把握する「パルスチェック」
など、あなたの職場をいますぐ変えるためのヒントが満載!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
とても面白かった。企業の経営者として筆者が大切にしている、こだわっているところがすごく共感できた。やはり、人材、ヒトは大事なんだな、と改めて感じた。将来自らが起業する際に参考にしたいと強く思った。働きがいのある会社。とてもいい。良本でした。
Posted by ブクログ
働きがいがある組織の定義が示されていて、悪い状況からいかに改善するか経験談に沿って述べられていて参考になる。やはり対面のみっちり対話が必要と改めて思った。
必要に応じて人を切りながらって事なので上手くやれれば良いが、出来ない場合の対処は検討が必要。
また、部門を跨ぐ課題は誰がやる?問題はやりたい人が手を挙げ多様な部門からメンバーを集めタスクフォース化するなど意欲的に出来るスキームで対応。
コミュニケーションにおいては他部門のメンターとのセッティングすることで活性化するなど手法が紹介されている。
福利厚生についても社員目線で設定されている。
Posted by ブクログ
働きがいのある会社として調査機関から評価されるコンカー社CEO三村氏が、自身の行った改革の失敗と成果が詳細に記述されている。ここまで出していいのか?と思うぐらいのレベル感。全く同じはできないが、参考になる部分は多い。人事屋さん、経営企画には、かなりよいと思われ。
Posted by ブクログ
・優秀な人材を採用、定着、パフォーマンスを最大化させるための仕組みが盛り込まれている
→相互フィードバック、社員の目標達成ミーティング、有給休暇奨励日
Posted by ブクログ
働き方改革のヒントを探すために読みました。
日本における「働きがいのある会社ランキング」、中規模部門3年連続1位のコンカー社長三村さんが、同社の取り組みや考えを惜しげもなく公開しています。
内容は、経営方針やビジョン、文化の醸成、これを実行する8つのオペレーションと、多岐に渡っています。経営者目線だからか、実践叩き上げの手法だからか、いまひとつ、すっと理解できなかったので、読み返しながらまとめていきます。