【感想・ネタバレ】カラマーゾフの兄弟 4のレビュー

あらすじ

暴力を否定し、調和的な愛を強調するこの作品は、作者最後のかつ最高の傑作で雄大な構想、複雑で緻密な構成、人間精神の深刻な把握、また人類の苦悩に対する深い理解と愛情とをもつ。淫蕩なフョードルを父に持つ三人の兄弟を主人公に、悪夢のような一家の形成から破滅に至るまでの複雑多岐な内容を短時日の事件の中に描き出す。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

無罪になりそうな人が結局有罪になったり、登場人物の一人の葬儀があったりと客観的に見れば救いようのない終わり方です。ですが、何でしょう、どうにも最後でハッピーエンドに見えてしまうんですよね。

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2021年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これを先に読むか、『悪霊』の方を先に読むかで大きく印象が変わってくるような気がします。
私は『悪霊』の方を先に読んだので、イワン兄さんの思想にはあまり驚きはありませんでしたが、この小説には『白痴』『悪霊』のテーマがまとめてとりあげられており、まさにドストエフスキーの集大成という感じです。
ものすごい長いですが、それを読むだけの値打ちは充分あります。必読と思います!
1フントの胡桃の話が泣ける!!

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2012年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私たちに遺された『カラマーゾフの兄弟』は、ドストエフスキーが想定していた物語の第一部に過ぎなかったと言われています。長男ドミートリイが選択した運命はどうだったのか、イワンはどうなったか、アリョーシャはどのように成長していくのか、数々の余韻を残したまま物語は終わりを告げます。

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2012年02月05日

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