【感想・ネタバレ】いっぴきのレビュー

あらすじ

文筆家として走り出した6年間の文章をまとめた一冊。人気バンドからの脱退を決意し、新たな一歩を踏み出した著者が描く、あたたかくてユーモアと優しさがたっぷり詰まった風景は、時に自由奔放で、時に哲学的真理をつくような魅力を持ちながら、“人”とのつながりや毎日の“生活”の愛おしさに気付かせてくれる。彼女にしか紡ぐことのできない言葉たちがここにある。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

三人は

「ふたり」と「ひっぴき」になった
これはそのあとの物語

高橋氏のその後を追って
この本を買った

身近な氏の生活が綴られていて
時折チャットモンチーが顔をのぞかせる
チャットモンチーになる前の積み重ねの話も

そのたびに
不思議と寂しくなって
懐かしくなってしまう

どちらも
もう終わってしまったからなのか

遠い過去を振り返るように
遥かな未来を望むように

その交わることのなかった地平が
やっと繋がったような気がして

音楽家と文筆家のどちらをとるかの揺れが
そこで初めて垣間見えた

そういうことだったのかと思う

音楽よりも言葉そのものを
彼女は選んだのかと思う

そして いっぴきとなり

ふたりは 音楽を信じたのだ

そして 同じ場所でお疲れさまと言い合うような
なんて素敵な人生だろう

彼らの物語は
本当は最初のファーストミニアルバムで

さらば青春で
既に完結していたのかもしれない

なんだかもう
泣けてしまう

0
2018年07月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人の人生や考えていることを覗き見れるエッセイはやっぱり面白い。この本を読んでいると、自分がまるで彼女のお家のこたつのなかにいるような、温かい気持ちになった。過去があるから今の自分があって、そして愛する人たちとつながっていて、そしてこれからも悩むことはあるだろうけれど、そんな愛おしさを感じながら日々を生きていける現在が素晴らしいものだと思えた。私は生きている!そしてこれからも生きていくんだ!という感覚。
それはきっと、彼女自身がそんな真剣さと愛とエネルギーに満ちているからなんだと思う。

0
2020年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

元 チャットモンチーのドラマー
現 作詞家の高橋久美子さんによる
エッセイ(と詩と短編小説)です。


チャットモンチーとしてデビューする前と
してからの6年間
脱退後の6年間、
ほとんど半生を綴ったとも言える一冊です。

上記に加えて
実家や地元のエピソード
海外旅行でのエピソード
旦那さんとのエピソード
どれもクミコン節に溢れて
なんだか懐かしいような笑える語り口が
心地良い読みあたりです。

そして解説の
チャットモンチー 橋本絵莉子さんからの
メッセージ性溢れる言葉は感動モノでした。

完結してしまったけれど
チャットモンチーファン必読の一冊です。

0
2018年10月25日

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