あらすじ
美貌と閨房術で皇帝を誑かし国を傾ける宦官。都で知らぬ者はいない稀代の毒夫――それが虞淵(グエン)だ。
ある日、虞淵は街中で精悍だが純真な男・泰山(タイザン)に出会う。暇つぶしに弄んでやろうと思いつくが、男の正体は皇帝の弟で…。互いの正体を知らずに逢瀬を重ねる二人は、やがて強大な運命の渦に飲みこまれてゆく――。
電子書籍で圧倒的人気の「皇帝と宦官シリーズ」。壮絶にして衝撃。愛と救済の軌跡。
単行本描き下ろし32ページと電子限定の描き下ろしカラー漫画1ページを収録!
60話のドラマ化希望、私知ってる!こうなるんでしょ!を裏切るラストの展開に胸アツすぎて涙が止まらない……
骨太のストーリーを根底に、二人の感情の動きが心に染みる染みる・・・・深いし切ないしまさに壮絶中華BL。何といってもですね!!!反逆を狙う皇帝弟×現皇帝の寵愛を受ける宦官と、最終的に殺しあわなければならない二人の構図がたまらないんですよ・・・。
「アンタって・・・・・・・・・・・・なんて馬鹿な男なんだろ・・・」というセリフがあるんですが、もうこれが泣けて泣けて・・・・。でもいつでも真面目でバカで一直線の攻めに誰にも勝てないんですよ!経国だろうがバッドエンド一直線だろうが、攻にかかればまっすぐで光輝く未来にになっちまうんですよぉこの世はねぇ!!!(大声)
感情タグBEST3
王道の安定
ストーリーは王道でドキドキはないけど、絵が綺麗。エロさもほどほどに良い。設定が気に入ったら買っても良いかと。1巻読み切りなのがスピード感あって良かったです。
シリーズの中では異色
宦官シリーズの中では若干異色なシリアス&大河なお話。シリーズと言っても各話が独立したお話なので、このお話だけで問題なく読めます。
気弱な皇帝を堕落させ思いのままに操る、絵に描いたような妖艶な美貌の悪徳宦官。しかし、彼をそうさせているのは、悲劇的な生い立ちからの復讐心、処刑された双子の兄弟への愛、一族に対する責任感。悪人になりきれず、まさかのハッピーエンド。各話の間にある宦官についての豆知識も興味深いです。
Posted by ブクログ
宦官シリーズ。今回は悪徳宦官で、他のシリーズよりシリアスな展開だったけれど面白かった。
お互いの立場の違いや、虞淵の過去など、切なさもあり、でも最後にはハッピーエンドでよかった。
途中途中のコラムも毎回興味い!
Posted by ブクログ
今回は悪徳宦官なのね。皇帝を手玉にとってやりたい放題かと思ったら、冤罪で族滅された復讐の為でなかなかシリアスな展開だった。ラストは、宦官という過去を隠して皇后になって(後継もいるし)ハッピーエンドでした。
Posted by ブクログ
過去の日野先生の宦官シリーズからすると、些かあっさりしていたというか、迫力に欠けたというか、ちょっと物足りなかったなぁと。宦官である必要性とか、宦官の良さが感じられなかったのかな。とは言えハッピーエンドで良かったです。
Posted by ブクログ
⭐︎3.5
皇帝と宦官シリーズ3作目。
間に番外編が電子書籍のみだけど出てるから4冊目かな?
前2作より、もう少し時間系列的には後のようで腐敗が進んだ王宮での話。 割とシリアス目で、禁断の愛という感じなんだけど、終わり方はそんな無茶なと思わないでもないくらいのハッピーエンドだった。
電子DMM 棒も穴も白抜き
あ
これまでのシリーズとは時系列が違うみたいです。面白かったですが、ちょっと複雑…。お兄さん最後は子作りが仕事ってはじめの方できないって泣いてたのに?よくわからなかった。