あらすじ
1巻で衝撃を与えた異世界ゲームファンタジーの第2弾。勘違い召喚者の主人公がゲームの世界で大暴れ!
ヴァイクセル帝国魔法学園の生徒であり名門貴族の令嬢であるアレクシアは、勉強はできても魔法の才能が無く家族から見捨てられ、学生たちから『才無し』と呼ばれ蔑まれていた。
そんな中、魔法学園の授業の一環で、魔物を討伐する課外授業が始まる。その課外授業では護衛を雇う決まりになっていたのだが、何故か彼女の護衛役を引き受ける冒険者が一人もいない。
途方に暮れる彼女の前に異国の魔導師・ケイオスが名乗りを上げた。
相変わらずゲームの世界だと考えているケイオスは、パーティーを組んだアレクシアが初心者プレイヤーだと思い込み、ゲームをプレイしている割に楽しくなさそうな彼女の姿を見て彼女にゲームの楽しさを教えるため試行錯誤する。
そんなケイオスの存在がアレクシアの心を癒していく。
一方、ヴァイクセル帝国の北東にあるアイゼンシュタット城塞が魔物の大軍勢によって陥落されてしまう。平穏なヴァイクセル帝国に危機が迫っていた。
浮世 草子(ウキセクサコ):大阪府在住。本作でデビュー。
植田 亮(ウエダリョウ):イラストレーター。ライトノベルやゲームの原画を多く手掛ける。
主なライトノベル作品に「さよならピアノソナタ」「竜峰の麓に僕らは住んでいます」(ヒーロー文庫)など。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
異世界転移をボッチでゲームと勘違いしているケイオスが、魔法学院に通う美少女と行動する。
そして、勘違いしたまま再び国を救う。
楽しかったです。今回は続くで終わってる感じなので、3巻が早く読みたいです。
Posted by ブクログ
未だに異世界をゲームだと思ってる少年.
今回は遂にパーティを組んでボッチ卒業ですって.
しかしVRゲームにダイブする装置で異世界へ行くとか
どういう原理なんだろう.
アバター的に遠隔操作しているとして
操作していない場合のアバターの保管場所とか気になるなぁ.
気にしちゃいけない場所なんだろうけど気になるなぁ.
「わたし,気になります!」
貴族なお父様が酷いなぁ.
これまで役立たず扱いしてたのに
凄まじいまでの手のひら返し.
かと思いきや
使えないゴミから使える道具になっただけで
モノ扱いは変わってないあたりから漂う小物臭.
きっとメイドあたりに毒を盛られてしまうんでしょう.
次回,公式サービス開始.
そろそろ他のプレイヤーと遭遇しないことに気付くのか.
しかしボッチの彼にとっては
モブはNPCだろうが人だろうが等しくモブな気がするなぁ.
Posted by ブクログ
アクレシア様の巻。名門貴族の娘なのに「才無し」と呼ばれまともに魔法が使えないと見られている女の子の才能を主人公ケイオスが見抜き、師匠として導く。貴族の娘、努力、ピンク髪、お供つき、その環境では咲かない才能などこうやって並べるとゼロ魔を思い出すが、どうしてなかなか楽しかった。「才無し」と揶揄され教師からでさえ嫌煙される日々の中、自身の才能を見出してくれたケイオスはどれだけ眩しかったか。そりゃあ惚れるわ。
ケイオス以外にも異世界からやってきた人がいるらしい。
アクレシア様編はこれで終わりじゃないよね?リアルMMRGで無双するはずがすっかりアクレシア様ルート一本になっており、1巻と方向性が違ってきているのが気になるところ。楽しければそれでいいですけどね!
Posted by ブクログ
公開されたゲームテスト期間に、再びログインしてみたが
うっかり目の色を違うまま入ってしまった。
違う土地での、違う出会い。
当然の勘違いの仕方に、これでいいのか!? 状態に。
しかし、アプローチを間違った男は
異世界にもいるものです。
まず自分をアピールせねば…というよりも
それでも! と近くにいさえすれば
どうにかなったかも、ですが…残念存在。
主人公はゲームと思い込んでいるからこそ、な
周囲からみれば賞賛ものの選択。
現実世界と見まごうゲームの中、とはいえ
ようやく主人公も疑惑を持ち始めました。
否定材料をすぐに探してましたけど…。
最後に出てきたあの台詞。
崇める存在とは、一体どういうものなのでしょう?