あらすじ
「小説家になろう」で大人気の異世界ゲームファンタジーがついに書籍化。WEB版からグレードアップした衝撃の物語は必読です!
友人が一人もいない高校生。彼は友人を作るために同級生が話題にしていた世界初のVRMMORPG『アナザーワールド』のクローズドβテストのテスターに応募、見事当選する。
しかし同級生はテスターに落選してしまい、結局彼は一人で『アナザーワールド』をプレイすることに。
彼が『アナザーワールド』をプレイすると、ゲームのサポートAIでテミスという少女と出会う。
彼女に誘われ、現実と見紛うような仮想世界『イストピア』へと転移する。
だが実際には仮想世界ではなく、仮想世界と酷似した本物の異世界『イストピア』に彼は転移していたのだった。
しかしゲームの機能がそのまま使えて現実世界に戻れる上、あまりにゲームの世界と酷似している世界であるために少年は異世界へ転移したことに全く気付かない。
彼はケイオスと名乗ってゲームだと思って行動し、魔物に襲われていた村娘を助け、この世界に影響を与えていくのだった。
浮世 草子(ウキセクサコ): 大阪府在住。本作でデビュー。
植田 亮(ウエダリョウ):イラストレーター。ライトノベルやゲームの原画を多く手掛ける。
主なライトノベル作品に「さよならピアノソナタ」「竜峰の麓に僕らは住んでいます」(ヒーロー文庫)など。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
友人を得るため、ゲームのテスターに応募して
見事当選した主人公。
降り立ったゲームの中は、異世界、だった。
本人がゲームと思っているだけで、実は異世界。
案内役も気がつかないという素晴らしさ?w
主人公と向こうの人達、の交互の視点で話が進むので
どう勘違いしていっているのか、が面白いです。
1話1話、クエストを受けて完了して…の流れなので
読みやすく、分かりやすいです。
1巻まるった、テスターの期間が終わるまで。
この後、再び異世界に行く事になる彼が
どうなるのか、が楽しみです。
Posted by ブクログ
この世界を俺だけがゲームだと思っている.
そういう話.
最新VRMMORPGのクローズドβに当選して開始したけど
細かい原因とか不明だけど
ゲーム世界みたいな異世界に行ってるらしい.
でもコミュ力低い彼は全く気付かず
「最新のゲームスゲーっ!」
とただひたすらゲームだと思って楽しむ.
そんな感じで.
前にこの逆のパターンもあったよな.
この世界を俺だけがゲームだと知っている,ってのが.
そういえばコレはファンタジーで良いのかな.
VRMMOだとSFだけど
異世界に行ってるからファンタジーだしょ.
ログアウトのシステムがどうなってんのか謎だけど.
ログアウトしたら転移魔法的にどっか行ってるけど
本体は目覚めるということは
何処か異次元的な所に異世界用のボディが収納されてるのかしら.
ってファンタジーを考証してもしょうもないか.
ゲームだと思い込んでる彼は今後
ゲームじゃないと気付くのだろうか.
わたし,気になります!