あらすじ
久那納家に生まれた長子は、全員三十歳までに死ぬ――二十八歳になった久那納恵介は、自称心霊科医として相棒の墓麿とクリニックを営んでいる。残留思念体=幽霊をワクチンとして集めることが、代々続く呪いを解く唯一の方法だという。多種多様な「患者」を助け、解呪を目指す二人だが……。
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Posted by ブクログ
面白かった!
喉が痒くなった 死体を焼いた灰のお湯割ってどんな味かなぁ
怖い表紙の意味も、タイトル回収も良かった
悲しいけどなんとなく救いがあるラストでよかったような…ずっと一緒だね〜
Posted by ブクログ
とある「呪い」に取り憑かれ、長子が三十歳で死んでしまうという久那納家。呪いを解くために悪霊を幽霊に変え吸収するという目的を持ち、数々の心霊トラブルを解決してゆくホラーミステリ。怖いようでユーモラス、そしてほんのりと切なさを感じます。
さまざまな「悪霊」が引き起こすトラブルとその解決法はしっかりミステリとして楽しめます。ホラーとしての法則も用いながら、いかにも不可思議に思える事象の意味にも納得がいくところが楽しい。「身代金の相場を教えてください」のとっかかりの謎があまりに突拍子もないのだけれど、謎解きとしてはとても堅実なんですよね。なるほど、思えばそれしか考えられないんだけれど。案外気づけなかった。
「結婚してから彼が変わったように思います」がお気に入りだけど。これ、嫌な話ですよね(苦笑)。もしやとは思ったけれどやっぱりそういうことだったのか!
そしてラスト。タイトルの意味はそういうことだったのか……切なくて、だけど優しい結末。実はこの呪いに一番苦しんでいたのは彼だったのでしょうか。
Posted by ブクログ
読む前には想像していなかった
喪失感やら切なさやら感動やらを感じてる
ほんとうに首が1つで良かった
グレオの話しは笑えたなあって
おもったけど
やっぱりそこにも悲しさがあった
明日が返却期限日だったので
一気読みしたらこんな時間(1:30)
サクッと読める本で良かった