【感想・ネタバレ】さよなら、ビー玉父さんのレビュー

あらすじ

第1回角川文庫キャラクター小説大賞隠し球が、満を持してデビュー。涙なしでは読めない、ダメな父と健気な息子の不器用な物語。

【ストーリー】
夏のある日、しがない30代男・奥田狐のアパートを訪ねてきた天使。その小さな天使は汗をかきかき顔を上気させ、曇りのない目で狐を見つめる――天使の名前は遊。離婚により離れ離れになった息子だ。突然現れた息子の登場に、狐に訪れたのは嬉しさより、むしろ得体のしれない者に対峙したときの「恐怖」だった。こうして「ダメ親父」と「天使すぎる息子」のひと夏の生活がはじまった――自分のことしか愛せないダメ男に、必要以上に気を遣う健気な息子、そんなダメ男をなぜか慕うヤンキー娘、そして、狐のすべてを知る元嫁。親子であって親子でない父と息子は、親子以上に親子な関係を模索するが……?
「アバウト・ア・ボーイ」「とんび」に続く、切ない親子の物語。

装画/柳沼行(「ふたつのスピカ」など)



クズ男のA玉/少女とサボテン/幸せのバームクーヘン

※本作は、第1回角川文庫キャラクター小説大賞応募作「仙人系クズ男のA玉」に書き下ろしの2編を加え、文庫化したものです。

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遊君かわええなそれはそれとして

行かんのかーい!

0
2019年06月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

涙の止まらない感動作。と書いてあったのでとても楽しみに読み始めましたが、一滴も涙は出ませんでした、、。笑

遊くんはしっかりとした大人になり、良かったなと思いました。

茜音先生みたいな人にもう少し早く出会えていれば良かったかもしれないですね。

0
2021年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

きた~‼️まじ、めんどくさ~。クズ父ちゃんは自分が大好きで、息子から逃げている。しかし息子は父ちゃんを追う。クズ父ちゃんが母親と離婚しても、息子はやっぱり追う。理由は父ちゃんのことが好きだから。クズ父ちゃんも息子のことが一番大好き。息子はクズ父ちゃんを無視しないし憎まない、理由はクズ父ちゃんを好きだから。息子は愛嬌があり、父ちゃんのことが好きなのは理解したが、最後の場面は何故来なかった?何なん父ちゃん、ほんま何がしたいねん!最後まで面倒くさいクズ父ちゃんを理解できず。でもそれがいいところなのかな?★3.0

0
2020年08月11日

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