あらすじ
手塚と出会い、二度目の年明けを迎えた亜紀はある日、気づくと動物の声が以前ほど聞こえなくなっていた。いずれ、声が聞こえなくなるのでは、と不安になる亜紀。保護権シェルターから連絡があり、骨肉腫の犬を病院い連れ帰った亜紀は、延命を戸惑うオーナーを前に、手術を決意するが――大人気シリーズ第6弾!
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Posted by ブクログ
終わっちゃった……という喪失感。6巻一気に読んでしまうほど面白かったです。
亜希先生が能力を失ってしまったことは、予想はしていたものの、やはり少し残念な気持ちにもなりました。でも思い返してみれば、亜希先生は動物の声を聞かずとも、一瞬で懐かれずとも、動物達と真摯に向き合って心を開けている場面もこれまであったので、特別な能力はプラスアルファだっただけでマイナスじゃないという手塚くんの言葉に頷けます。
2人は無事に恋人同士になり、最後はプロポーズの匂わせで終わり、ラブストーリーとしても幸せな気持ちになれました。
欲を言えばもう少し動物とのお話、続き読みたかったなー!!と。2人の牧場にも行ってみたいです。
Posted by ブクログ
これで完結?なんだよね?
作者さんがこれで最終巻だと紹介されていたし、お話もそうなんだろうなぁって終わり方だったけど、裏のあらすじ紹介には微塵も触れられていないから戸惑う。
動物の声が聞こえなくなってしまったのは本当に切ないしさみしいけど、最後に手塚くんも言っていたように、「もう大丈夫」ってことなのかも。
でも動物たちが「アキ」って呼びかけるのがほんとにかわいかったから、こっちまでめっちゃさみしい。
Posted by ブクログ
手塚君のように気持ちを言葉で伝えてくれる男子はモテそうだ。
動物の声が聞こえなくなっても、感情が全く分からなくなるということはないと思うな。
言葉を話さない動物や赤ちゃんからも伝わってくるものはたくさんある。
予兆もきっかけもなくいきなりだったので、亜紀のショックはわかるけれど。
お話し的にキレイにまとまっていたけれど、元に戻らないのは残念だったな。
なくても大丈夫でも、あって欲しい。わかるけど。
その方が楽しそうなのにな。
世の中、ままならないなー。
完結とは書かれてなかったけど、ストーリー的に完結っぽかった。
アニメ映画の『魔女の宅急便』で、キキもジジと話せなくなったっけ。
原作では、そもそもジジと話せなくならない。そこが好き。