【感想・ネタバレ】ギケイキ2 奈落への飛翔のレビュー

あらすじ

日本史上屈指のヒーロー源義経が、千年の時を超え自らの物語を語る! 兄頼朝との再会と対立、恋人静との別れ…古典『義経記』が超絶文体で現代に甦る、抱腹絶倒の超大作小説、第2巻。解説=高野秀行

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『義経記』を町田康節で語り直す『ギケイキ』第2巻。義経と頼朝との出会いから、義経と静との別れまで。

土佐坊正尊との戦いで突如登場する喜三太の活躍が眩しい。原文と同じ流れながら、豪傑としての姿だけではなく、人間のいじらしさといったものを感じさせられる。

これで全8巻中5巻の途中まで描かれたことになる。ここからは義経の没落がさらに進むけれど、この後も、ただ暗いだけの話にはならないだろうと思わせてくれるのは有り難い。

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2024年07月22日

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