あらすじ
九年半のセカンドキャリアのすべてを綴る
三十七歳で現役復帰した伊達公子が四十六歳で二度目の引退をするまでの九年半の日々とファーストキャリアからの心境の変化を明かす。
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Posted by ブクログ
一度目の引退からの復帰、二度目の引退最後の日までが記載されている。引退からの復帰と二度目の引退最後の日は金子さんが書き下ろし、途中の段階は伊達さんのブログを引用した形式からなる。一度目の引退はテニスが嫌いになってのもので、二度目の引退は肉体的なものであった。その過程をリアルに体験できる。また夫との離婚や不妊治療といったプライベートの側面も言及されており、テニス面でのとくに一度目の鬼のような伊達さんや、二度目の達観された伊達さん、普通の女性な伊達さんなどさまざまな側面の伊達さんが描写されている。今後日本発の伊達さんのようなテニス選手が生まれてくるかはわからないが、アスリートとして、女性としての生き様を感じられた。