【感想・ネタバレ】脳をだませばやせられる―――「つい食べてしまう」をなくす科学的な方法のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年02月27日

どんな脳内回路が働いて日々の行動を管理しているのか
依存:腹側線条体のドパミン濃度が非常に高くなると、ある行動が過剰に強化され、その人のためになる自然な行動よりも優先されるようになる
太りそうな食べ物は非常に強い強化因子
どうしたらこの本能的な力に勝てる?:感覚刺激を受けないようにする(ドパミン放出...続きを読むと動機の引き起こすことを防ぐ)、種類を減らす、簡単に手が入らないようにする 、未来の楽しんでいる自分を想像することで前頭前野が活性化され効果ある
保続:選択肢の価値を計算し、線条体へ送るOFCが損傷し価値の計算ができない おなかいっぱいでも感覚が処理されず食べ続ける
レプチン欠乏:食べ物へ執着、脳の報酬領域の活性化、代謝率の低下、体重の恒常性に大きく関わる
減量後、脳は体重を取り戻すために交感神経と甲状腺を抑制するから冷えや脱力を感じる、消費カロリー減らし食べ物の報酬系が強化される。レプチンは過剰ではなく欠乏を検知するメカニズム
無意識の脳に正しい合図を送り、その目標をスリムな体と健康を保つという意識的な目標と一致させる
リポスタシス:体脂肪を減らさないようにする。視床下部ははるか昔の環境。粗食でのダイエットが成功しやすいのはリポスタシスが抵抗しないから、運動、高タンパク質で脂肪蓄積の設定値が低く
美味しいもの、過食の行動自体が脂肪蓄積の設定値をあげる
高タンパク質:エネルギー消費の減少防げる
NPY:貪り食う、空腹でいらいらさせる、これをオフにすること自体が報酬になる。抑制するレプチンがないと過剰に働いてしまう
炎症がインスリン抵抗性、視床下部の炎症でアストロサイトが増殖、レプチンやインスリンに抵抗がおきる。太りやすい餌で損傷反応と炎症がおきる、コルチゾールは感受性さげる
レプチンと視床下部は長期的なエネルギーバランスと脂肪蓄積に関係(脂肪蓄積中枢)脳幹が食事ごとの満腹感を調整する主な脳領域:腸からの満腹ホルモンに反応。
リバウンド:視床下部が脳幹に、もっと多く取らないと満足感を得られないようにしている
睡眠不足は潜在的損失(損をする可能性)をあまり心配せず、潜在的利益に魅力を感じるようになり、リスクをとるようになる

美食家:食べることが好きで料理が上手だけど食べる量を制御出来、スマートでいられる人
高濃度の糖質と脂肪は自然界にほとんど存在しない組み合わせ、空腹でなくても食べたくなる食品
空腹時健康的な食事へ反応低下する

体重を増やす、減らすためにはほとんどの人が考えるよりも大幅に摂取カロリーを変える必要がある。トースト1枚程度じゃ全然
口当たりがいい食べ物は単に高脂質、糖質より太らせる
コンピュータであれ、生物であれ、効率的な選択装置には重要な特性:1つの選択肢を選ばなければならない、最善のものをキッパリと。各臓器は常に筋肉を使う権利を競い合っていて、どの瞬間も最強の指令をだす生成器が競争にかつ

腹側線条体:動機と感情から重要なものを選ぶ
脳内の競争に勝った行動が選択される
ドーパミン濃度が高まると活発に動くかどうか決めるハードルが低くなる

強化、ドパミン、学習で動機
腹側線条体のドパミンが強化する力は非常に強い
カロリー、ブドウ糖でドパミン濃度が上昇
脳の無意識の領域は高カロリーの食品を重視

現代の食品製造技術が食品の強化能力が極めて高くし、それらの食品を人類史上かつてないほど魅力的にさせた
チョコレートは強化特性を備えた最たるもの、食べたくてたまらなくなる女性が多い。テオプロミンは余分なカロリーをとるよう人をかりたてる

美味しいと感じる時44%も多くとっている
味が無い食事にしたら痩せられる:肥満の人のみ、痩せてる人はそのまま。食物報酬への感度が高い
味の無い食事の繰り返しによって空腹を感じずに摂取カロリーを減らせる
ビュッフェでは食べすぎてしまう、バラエティを無くすべき

食物を得るために頑張る人と頑張らない人。甘いものが報酬なら意欲を刺激しやすい、太ってる人はより積極的に働こうとする、食品への意欲が強い

糖質:安全で貴重な栄養源だった
レプチンは食欲促進ニューロン抑制、抑えるニューロンを活性化する

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