【感想・ネタバレ】願いをかなえる呪文のレビュー

あらすじ

『glee/グリー』のクリス・コルファーが贈る全米ベストセラーの冒険ファンタジーシリーズ、ついに刊行開始!!
ある日、双子のアレックスとコナーは、12歳の誕生日におばあちゃんにもらった絵本、『ザ・ランド・オブ・ストーリーズ』の中に吸い込まれてしまう。そこはおとぎ話の「いつまでも幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし」の後の世界だった。双子は元の世界に戻るため、「願いをかなえる呪文」を探す冒険に出る――。
こんなお話なら、僕も訳したかった! うちの子にも読ませたい! 山形浩生(翻訳家)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった、クリス・コルファーやるなあ。ザ・ファンタジーで、冒険物語。雰囲気も明るいし。
子ども目線でも、有名な昔話がたくさん出てくるから「知ってる」ととっつきやすく、主人公がタイプの違う男女の双子でどっちかには感情移入しやすく、今どきの本らしく展開もスピーディーで、楽しめるんじゃないだろうか。小6長男も夢中になって読み、「面白かった!」とのこと。2冊目も自ら手に取り読破してた。

0
2024年05月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まあまあ面白かったかな。チャーミング王子が何人もいすぎて、国の名前も色々すぎて途中でなんだかよくわからなくなったりしたけど。しかし、ゴルディロックスって海外ではメジャーなんだね。三匹のクマの話はなんとなく知ってるけど、名前は知らないよな(-_-;)。

0
2019年10月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

gleeでカート役を演じていたクリス・コルファー著のファンタジー児童文学。存在は知っていて気になっていたのです。本屋で翻訳版を発見してとても興奮しました。

暫くは勿体無くて読めない日々が続きましたが、第2巻が早くも刊行されたので、漸く決意を固め読み始めることに。

第一印象としては、ちょっと、翻訳が読み辛いかも。
例えば地の文ならば、“〜してた”ではなく、“〜していた”と訳して欲しい。そう言う細かな部分や、日本語の文章表現、誤字などがちょこちょこ気になる。

第4章97頁の“昨日まで何年もずっとこの本を持ってたろ?”と言うのは誤訳でしょうか??誕生日に本を贈られてから一週間経ってるんですよね??小さなことですが、結構モヤモヤします。

日記の著者が一度願いを叶えているとしたら、何故アイテムがまだ存在するのだろう? と思いましたが、ちゃんと理屈が通っていて良かったです。嫌な性分ですが、気になりますよね。コナーと一緒。

父親の出生について、私なら泣く程のショックを受けるだろうか。寧ろ特別な存在と言うことを誇りに思うかも知れない。元々は作りものだけれども。それに幼い頃に聞かされた方がショックは小さい気もする。サンタクロースと同じで。
それと、短剣の正体は寧ろ一番わかりやすいと思ったので、意外でした。

色々な場面で御都合主義ではあるのだけれど、児童文学だし、さらに言えばおとぎ話の世界なわけで。寧ろその方がそれらしい気がします。子どもへの読み聞かせには良いでしょうね。

前回、なかなか読み進めることができなかったのもあり、本作の読みやすさは相当だと感じました。そりゃあ、児童文学だからと言うのもありますけれど。読んでいて疲れない。ところどころ、翻訳が気になる部分はありましたけれども。

海外ドラマの『ワンスアポンアタイム』では、白雪姫に登場する悪い女王が一番好きなキャラクターなので、こちらでもちょっと贔屓目に見てしまったり。

そして、赤ずきんとゴルディロックスの関係が何となく好きです(笑)漫画的と言いますか。うる星やつらのランちゃんと弁天様、ラムちゃんみたいなおかしさがありますよね。騎士口調な凛々しさがまたそのおかしさを膨らませているのかも。

フロッギーもまた魅力的なキャラクターですね。物語の緩衝材と言いますか。

本作のお気に入りポイントとして、主人公たちが自分たちの冒険をほかの家族に秘密にする必要がない、と言う点もあげられます。大抵の自動ファンタジーは一番の味方である家族にあれこれ秘密を持たなくてはなりませんからね。理解されない描写などは胸が痛くなるものです。

全体的に、映像がはっきりと浮かんでくる一冊でした。発刊ペースが早いので、焦れったい思いをせずに済みそうです。映画化も実現すると良いですね。

0
2018年11月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本の世界に閉じ込めらた双子が、願いが叶う魔法を発動させるためのアイテムを集めるため奮闘する。
有名な物語の主人公シンデレラや白雪姫はもちろん、三びきのくまに出てくる少女まであらゆる物語の人物が集結しているので、昔話好きの人は楽しいと思う。ただ赤ずきんが我が儘で嫌な感じ描かれているので、好きな人は嫌かもしれない。

0
2018年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

双子が主人公というので手にとってみました。
ハリーポッターよりも気楽に楽しめるファンタジー。

アレックスは勉強ができて、最初はハーマイオニーを思い出してしまう(この手の物語には勉強のできる子も必要なのかしら)。それはさておき、アレックスの「ここではないどこか別の世界」に憧れる気持ちは私も子どもの頃憧れていたので共感。
コナーはもうほんと、常識にとらわれなくて、私は大好き。誇りに思うような男の子。
コナーとアレックスの双子ならではの間柄にも個人的にグッときました。
そして子を持つ私にとっては、11歳で父を亡くすという耐えがたい事実に胸が痛み、かつ11才って大人になりつつある気がするけれどこれほどまで悲しむんだということにも驚き、胸が痛みました。
双子の父親やおばあちゃんのように子どもたちに接することができたらなんと素晴らしいことか。

これまで考えもしなかったおとぎ話の背景が描かれていて面白く感じたり、時々クスッと笑えます。少し簡単に解決しちゃう面もあるので、奥行きの深さから星4つにしましたが、第6巻まであるので楽しみです。

0
2018年09月07日

「SF・ファンタジー」ランキング