あらすじ
小説家の安達は、メイと名乗る男と暮らしている。スランプに陥ったときに街で出会い、一晩限りのつもりで家に泊めたがメイとのセックスは執筆のストレスを紛らわせるにはちょうどよく、それ以来同居状態。居場所を貸すかわりに体を借りるだけの都合の良い関係。名前も出身地も知る必要はないが、シゴトと称してふらっといなくなっては大金を手にして帰ってくるメイの正体が気になりはじめ…。
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不思議な関係
メンヘラ作家のだっちゃんと、いきなり部屋に上がり込んだ正体不明のメイのお話。
スランプになると死にたくなるだっちゃんと、それを解消するために身体を差し出すメイ。歪な関係だがそれなりにうまくいっていた、はずだった。
お互いの気持ちが近くなっていくにつれ、メイの様子がおかしくなり、ある日突然合鍵を置いて出ていった。必死に探すだっちゃん。
メイのトラウマごと引き受けようとする彼に泣きながら不安を言い募るメイ。メイの本名や2人の関係性が変わるクライマックスは感動。
ふむふむ
何となくどうやってお金稼いでくるのか想像できたかな。内容としては、そこまでイチャコラでもなく、捨てられちゃったら、信じるの怖いよねって共感。
最後はほんわか幸せで良かった。
全169ページ。
表題作のみです。
過去のトラウマから特定の1人を作らない受けが段々と攻めに惹かれていって、でも葛藤が…というストーリーです。
攻めがカッコ良かった!
小説家なのでセリフはクサイんだけど、こりゃ受けも落ちるわって感じで。
その後の2人がぜひ読みたいです。