あらすじ
歪んだ性癖のせいで"異常者"と言われ、一人ずっと苦しんできたマコトは、ある日、半信半疑で手にした「悪魔を呼び出す本」を使い、魔界の大公爵・Jを召還することに成功する。Jと魂の契約を交わし、悪魔に生まれ変わったマコトは、魔界で第二の人生を始めた。個性豊かな悪魔たちと過ごし、様々なことを学び成長していく中で、マコトはJを超えることに執着してゆき……。
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Posted by ブクログ
素晴らしい終末。
美しい最期。
他に類を見ないエロチシズム。
新刊情報を見た時「え?次で終わるとか耐えられん!」と思ったけど
過去を振り返ってみたら、2巻の時に『次号最終巻』って言ってたw
それにつけても、やっぱりさみしい。切ない。もっと読んでいたかった。
二人の愛の物語。
てか、カテゴリを「残酷」にしたのも、このエンディングのせい。
報われず、書き下ろしはあまりに残酷すぎる。
何百何千年をさらっと流した硯先生の罪深さよw
まだまだこの二人を見ていたかったなー。
終焉の果て
正直3巻で終わりだと分かった上で読み進めてたからか、どのシーンでもこれが終焉でも、ここのシーンで結末を迎えてもいい感じで、読み応えが凄い。そしてマコトがJを超えるのは1巻からの予言で知っていたので、ある程度の予想はしていたけど…なるほど。Jが歩んだ道をマコトが辿るのね。悪魔が輪廻するか分からないけど、ジョナサンの生まれ変わりとマコトが出会えないかなと思ったり…そうすると呪縛が解けて両方消滅しちゃうのかな?
イニシャルを棄てて、スラムでなら愛し合っても生きられるならその未来も見たかった。とにかく、凄い作品を手にした高揚感はエロを摂取するより刺激的で覚醒が止まらない。総じて購入して良かったです。