【感想・ネタバレ】さしすせその女たちのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この本、子育て中の女性はものすごく共感すると思う。
なのでむしろそのパートナーである男性たちに読んでほしい。
女性が活躍できるかどうかは、どんなパートナーと暮らしているかにかかっていると思う。
家事育児、家のことなめんなよ!と言いたい。

多香実の両親のような、専業主婦&何もやらない夫、という組み合わせの生き方が多数派であることが、今頑張っている女性たちの足を引っ張っているのかも。

秀介の部下のくるみのような、お茶入れやお酌に勝手に勤しむ空気読めない女が、専業主婦の立場にすべり込むことも、
前時代的な男女役割分業を固定化させているのではないか。

とりあえず、多香実が子供たちを宝物のように感じながら子育てしていることは微笑ましい。そんなの今だけよ、と囁きたくなるけど。

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2018年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

さらりと読める一冊。
よくある妻の夫への不満。
その後夫視点のお話があるのは面白かった。
最後まで二人が噛み合わない感じがリアルで、これからも続くんだろうなと感じさせる終わり方。

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2023年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

*39歳の多香実は、5歳の娘と4歳の息子を育てながら、デジタルマーケティング会社の室長として慌ただしい毎日を過ごしていた。仕事と子育ての両立がこんなに大変だとは思っていなかった。ひとつ上の夫・秀介は「仕事が忙しい」と何もしてくれない。不満と怒りが募るなか、息子が夜中に突然けいれんを起こしてしまう。そのときの秀介の言動に多香実は驚愕し、思いも寄らない考えが浮かんでいく―。書き下ろし短編「あいうえおかの夫」収録*

これは…とにかくあるあるが過ぎて、笑えるどころか共鳴しまくって、青筋立てながら読んじゃいましたわ。

なにせ秀介のトンチキ野郎っぷりがハンパない。けど、こういう旦那って本当に掃いて捨てるくらいいるよね!と言う絶望感と諦め満載の読後感。ノンフィクションかい。

まあ、こういう阿呆な旦那こそ”さしすせそ”で操縦しろと思うけど、なんでそこまでして?離婚した方が早くない?と言うのが現代女性の本音ではなかろうか。男性陣に読ませて、猛省して頂きたい物語。

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2020年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

育児。家事。仕事。夫婦。離婚。
共働きで起こる夫婦摩擦。読みながらしんどい。大変だよね……。
不倫してても機嫌よくいてくれるんだったら不機嫌でいられるよりマシって胸にくるなぁ。
書き下ろしの『あいうえおかの夫』は、夫側の言い分なのかなと思ったけど、それにしては妻側との分量のバランスが取れてなくてちょっとモヤっとする。

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2018年10月09日

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