あらすじ
「絶対に貴女を離さない」抱きしめられるだけで潤む身体。欲望を穿たれれば、強烈な快楽に包まれて――。お見合い相手の御曹司・充孝に恋をした社長令嬢の瑠佳。充孝が瑠佳に近付いた目的は、彼女の家への復讐。それでも肌を重ねる度に互いの想いは高まっていく。「君を愛している。俺と結婚してほしい」苦悩の末に出した答えは。愛憎入り交じる、究極のラブストーリー!
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おもしろかった
一気読みでした!
父親達よ……と残念さが半端ないです。それでも「出自は子どもになんの責任もない」と言い切ったヒロインかっこよかった✨
生死を目の当たりにして生きてきたからこそ、前向きで、バックボーンを気にせず人を「個」として見られるヒロインの強やしなやかさ、温かさに、ヒーローだけでなくみんな救われたのでしょうね
ヒーローの葛藤も辛かったと思います。長年囚われてた大人の妄執や駒としてしか見られない環境に振り回されて、それでもちゃんと努力と自分磨きをして、立身出世している姿はかっこよかったです。
吹っ切ったあとの押せ押せヒーローも良かった♥️
蛇足かもしれませんが、山崎さんの事情に、『コクリコ坂から』??(読んだことないけど、あらすじだけ知ってる)『ママレード・ボーイ』??(あれは、結局違うかったからハッピーエンドだったけど)大人に振り回される子どもの悲劇や葛藤後ろめたさが凝縮された逸品でした!
深い…
呪詛…妬み…恨み… 人が持つ負の感情がヒーローの根底にあるお話ですが、死を身近に感じていたヒロインの達観したものの見方で生き方がシンプル且つポジティブに捉えられて、感情面での陰と陽を強く感じるお話でした。エロも良い感じで、感情の変化も詳細に描かれていて、大満足でした♡
作家さん買い
大好きな作家さんです。
今回のお話が1番ヒロインが芯のある素敵な女性だと思います。
生まれつき体が弱く、命の尊さ儚さを良く良く知っていて、それでも悲嘆せず強く賢く生きてる姿がステキ。
ヒーローも生い立ちには同情するけど、初っ端の見合いは本当にやる気(嵌める気というか、母の怨嗟を晴らす気みたいな?)あったのかいなっていうくらい考えなしの悪手のような。
ヒロイン宅で働く家政婦のおみつさんがまた良い味出してますね。
途中にて出てくる元彼もどきのプチストーカーと伯父伯母のくだりは必要だったかな?とも思いましたが。
Posted by ブクログ
病弱ながらも芯が強く、聡明な社長令嬢・瑠佳は、家の事情から御曹司・充孝とお見合いをすることに。
初対面の彼は無愛想でどこか失礼な態度。政略結婚と割り切りながらも歩み寄ろうとしない姿勢に、瑠佳は毅然と反論し、ついには破談を申し出ます。
一方の充孝は、幼少期の生育環境や母親の怨念に縛られ、複雑な過去を抱えた人物。
瑠佳に近づいた理由も決して純粋なものではなく、打算や復讐心が絡んでいました。
それでも、瑠佳の聡さや気高さ、そして病弱でありながら弱音を吐かない姿に触れるうちに、少しずつ彼女を失いたくないという想いが芽生えていきます。
この作品の魅力は、一目惚れや運命的な恋ではなく、
「政略」「家同士の事情」「それぞれの負い目」から始まる関係を、丁寧に積み重ねているところ。
ヒロインは年若いながらも達観していて、無礼な言動にはきちんと物申す強さがありつつ、
恋にときめき、傷つき、反省もできるバランスの良さがとても好印象でした。
一方で、終盤に向かうヒーロー側の心情変化については、もう一歩踏み込んだ描写が欲しかったのも正直なところ。
母親の呪縛や葛藤を抱えたまま、それでも瑠佳のもとへ向かう決意に至るまでの“あと一押し”が、少しあっさり感じられました。
また、病弱設定のヒロインに対して、濃厚なエッチ描写が続く点には好みが分かれそうです。
個人的には、もっと身体を気遣いながら大切に触れるような描写があってもよかったかな、と思いました。
ただ、これは作品の方向性やレーベルの特色でもあるので、そこを含めて楽しめるかどうかは読者次第かもしれません。
それでも、親の事情に翻弄されながらも「それでも互いを失いたくない」と選び取る二人の結末は読み応えがあり、
ラストにかけての展開やプロポーズシーンは印象的でした。
全体として、派手さよりも心情描写を重視した、しっとり大人向けの政略結婚ラブストーリーだと思います。
匿名
怨嗟をも凌駕する愛
母親に刻み込まれた恨み言を呪いの様に己の心に屈み込まれて育った御曹司はお見合い相手に向き合う事も無く君と結婚すると言うもヒロインに断られるとあわててどうするのかと問い態度を改めていく中ヒロインの生まれてからの壮絶な体験を知り母親から相手がいる人思っている人がいる人とは結婚してはいけない幸せになる為には、お互いの気持ちが大事と凛としたヒロインに惹かれるも母親からの呪いの言葉の呪縛に苦しむヒーローお互いに過去を乗り越えて歩み寄り良かった。
良かった
主人公るかの勝気な性格はあまり好きなタイプではないけど、きちんと自分の意見を持っている姿は好感が持てます。上流社会のセレブな生活が垣間見えて時々ついていけない気分になるのは羨ましいのかな(笑)
みつたかの心情も描かれていて、彼の狂おしいほどの憎しみと恋情の苦悩が垣間見えて涙が出ました。