【感想・ネタバレ】ディズニー、NASAが認めた 遊ぶ鉄工所のレビュー

あらすじ

ディズニー、NASAが認めた遊ぶ鉄工所、初の書籍!油まみれの鉄工所からピンクのきれいな本社に大変身!入社半年で一人前になる「モチベーションが上がる5%理論」で社員が変わり始めた。若い社員をどう採用し、やる気に火をつけ、面白いことをやり続けられるか。ティール組織の次はここ!とことん面白い会社、初公開!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

人間らしい仕事を求めて、職人技を機械化した点が印象的であった。そこに至るまでのプロセスも、勉強になった。

0
2025年04月08日

Posted by ブクログ

 いわゆる町の鉄工所が下請けから脱却した取組みについて記した本。尖った技術を活かして自社ブランド品を作るみたいな話はしばしば聞くが、ここはだいぶ異質。職人の技術を形式知に落とし込んで生産を完全に自動化し、昼間に作ったプログラムで工場が24時間稼働している。多品種少量というか、多品種単品生産を可能にしている。
 相当な苦労を伴ったと感じられる見事な変革エピソード。知り合いのM.T氏も登場する(笑)

0
2025年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

仕事は楽しくないといけない、知的体育会系、などポジティブに働くためのキーワードが多かった。
成長している会社には多かれ少なかれこの要素はあるのでは?やらされ仕事が周りに溢れていて、自分自身の仕事に対する想いにハッとさせられた一冊だった。

0
2024年06月16日

Posted by ブクログ

思わぬ掘り出し物を発見。めっちゃ面白かった。

タイトルだけから想像すると、この本を読む人はほとんどいないだろう。
製鉄関係でビジネスをしている人かこの会社に就職を考えている人、あとは製造業の人くらいか。。
しかし、この本は、どんな業種・業界の人でも何らかの学びが得られるだろう、そんな素晴らしい本です。
えり好みせずに読んでみてもらいたい本です。

著者は、鉄工所(といっても金属の加工場って感じ)の副社長。
会社自体はファミリービジネスです。

著者の会社は元々は大手企業の孫請け会社だったところ、
このままでは先が知れていると危機感を持ち、
売上の8割を占める大企業からのルーチンワークを捨て、
少量多品種生産(高単価の知的作業)に舵取りした話。

著者の一つ一つの施策だけを見るとユニークで特殊なように思えるが、
一本の筋が通っているために不思議なほど会社の戦略に対して整合性が保たれている。

どんな業界・業種の人でも、「自分(の会社・業界)に当てはめたら何ができるだろうか?」と
考えるためのヒントが貰えるはず。
この本読んだら、間違いなく工場見学したくなります。
そんな素晴らしい本です。

0
2020年07月14日

Posted by ブクログ

ロングテール戦略に舵を切った企業の、
仕事を楽しくワクワク行う仕組みについて知ることができる。
人材育成についても事例を学ぶことができるが、非常に具体的かつ分かりやすいのですぐにエッセンスを理解することができる。
読みながら自分の仕事の方向性を整理するのに役立ったので、星5つです。

0
2019年05月14日

Posted by ブクログ

非常識を徹底した、人中心の工場
やったこと
1.人を変えた
 本物の職人は必要
コンピュータを使って加工できても、限界はやってみないとわからない。失敗させて理解させている?
限界を超えるには「本物の職人」が必要ではないか
2.本社を変えた
儲かっているからできること。本社を変える利益が必要
3.作るものを変えた
フィールドを変える、ブルーオーシャン、カエル先を見つける目をどう養うか
4.作り方を変えた
ヒルトップシステムの構築、更新:専門職ではないか?人の固定化
5.取引先を変えた
3と同じ

ジョブローテーション
 効率が下がるのを容認
善循環
 成果が出る
 ノウハウを標準化する  重要・できていない
 キャパシティが空く
 新しいことにチャレンジする
 成果が出る  成果が出るまで待つ、褒める
教育
 ノウハウを、歴史・論理・技術に分ける
  歴史:昔かたぎのノウハウ、知っとくだけ
  技術は、ノウハウ化・マニュアル化
 リアルとバーチャルの両方
 振り返り、pdca
 全セクション経験 

0
2019年02月09日

Posted by ブクログ

直接話しを聞いた事があるので、よく理解できました。
思いがこのような形に出来る証ですが、この会社から
勉強する事が沢山あるように思います。

0
2018年08月06日

Posted by ブクログ

自分の生活の中で、手間を省ける部分はないか…
昔ながらのやり方がいいと根拠もなしに思っていないか…
実は嫌々やっていて、本当に時間を割きたいことを後回しにしてないか…

私はこの本を読んでいて考えました。
私生活の中で何を変えられるかな?とワクワク考えながら読めました。

0
2025年11月28日

Posted by ブクログ

町場の製造業がどのようなマネジメント術、会社の環境づくりによって躍進したかがかなり分かりやすく書かれています。
賛否両論あるとは思いますが一つの事例として参考にいたします。

0
2025年03月24日

Posted by ブクログ

中小の製造業に向けた内容でしたが、大企業でも自分が所属している部署を1つの会社だと思えば活かせることが多々ありました。

企業の大きさに関係なく人材が重要だということを再確認できました。教育こそが長期に渡り成長していく生命線。今できていることを属人化させないためのヒントを得ることができました。

0
2023年07月22日

Posted by ブクログ

中小企業ならではの変化、一方でならではの苦労があったとは思う。理想とする組織が明確で言語化できており、かつ自ら行動している点は見習うべきところ。

多くの考えが人に注目したところから始まっている。だからこそ有機的な変化や成長が生まれたのだろう。

0
2022年06月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

仕事をしている時「これは仕事だから」と諦めていた部分もあったが、「楽しい」を追求していくことでがモチベーションの上昇につながり、会社の成長につながる。
自分の仕事はどうなのか、再考したいと思いました。

0
2021年12月29日

Posted by ブクログ

・下請けの大量生産ではこれからの時代やっていけないし、商品を頼まれるのではなく、「その会社に頼めばやってくれる」と思わせることが大切。
・機械作業、単純作業を機械に任せ(データベースにより)、知的作業を人間が担うというのは今の時代にマッチしている。
・仕事を選ぶ基準として、利益よりも楽しいか楽しくないかで選んだり、自主性を重んじだりと現代の若者が成長する場として適している。

0
2021年02月25日

Posted by ブクログ

著者の経営に対する考え方や信念は素晴らしい。
一方でいくつか社員さんのエピソードも載っていたが、どれだけの人が上手く仕事ができてるのかはわからない、、、まぁどんな会社でもそうなんだろうけど。

「やりたいことができる」はそれだけ会社と自分に責任があるということを理解すべきだと改めて思わされたなぁ。

以下、印象的なシーン
1. いつでも、誰でも、同じ環境を再現せよ
→ライスレディ(パナソニック)の話。再現性が高いはものづくりにおいては重要なファクターだと思う。

2. ジョブローテーションを行う理由
i モチベーションの低下を防ぐ
ii 社内にノウハウ、ナレッジが蓄積される
iii 社員の引き出しが増える
→ ほんとに部署単位でいいからこれやるべきだわ
満遍なくそこそこなんでもできる人(器用貧乏っていうのかも)が評価されるようにもなってくれー
てか、会社的にもプロフェッショナルがたくさんいるよりはジェネラリスト(上に書いたような人)がいる方が得では⁈

3. ヒルトップはどの製造業よりも会社のトイレが綺麗だった。
→ こういうの大事。意外としょーもないところを学生さんや見学者は見てる笑

0
2021年01月31日

Posted by ブクログ

まじで遊んでた。

「楽しそう、面白そう」と思ったら、まずはやってみろ!の精神をガチで行なっている会社。費用対効果や採算性という言葉を忌み嫌い、「儲かるか分からないが楽しそうだからやる」「社員のスキルが上がるなら失敗してでもやる」というルールが組織の真髄になっている。その結果として、自分たちにしか出来ない仕事をやる世界に1つだけの会社になり得ている。

そして、これらを実現するために、この会社では「自分とは異なる人との共存と融和」を成り立たせており、そして、なによりも、周囲の人に対する「理解」と「寛容」を持つことを社員1人1人に必要としている。

0
2019年01月07日

Posted by ブクログ

より良い組織に興味がある、タイトルにも惹かれ手に取る。仕事でストレスが高い時なので尚更か、社員が生き生きと働いているうらやましく思いながら見つつ、とは言え・・・と思っていたが、イヤイヤ自分にも出きることがあると気付かされる。
この本を読んでから仕事やる気アップした気がする。

【欲しい人材】
・主体性を持ち能動的な人材
 人の成長は自己決定することで得られる
・チャレンジ意欲を持った人材
・自己分析が出来る人材
・自己主張が出来る人材

チャレンジ、自己主張していかなければっ!

新卒採用も面白い、面接は面接官のスキルアップにもなるで皆でワイワイ。

0
2018年12月03日

Posted by ブクログ

中小企業組織改革アプローチ
人間の本質
楽しく仕事をする=好奇心をもって取り組む=自信とプライドをもって取り組めるしくみ

0
2018年11月06日

Posted by ブクログ

製造業って人手不足、不人気業種の筆頭だが、この会社には優秀な人材がどんどん集まってきている。
それは同社が、昔ながらの油まみれの鉄工所から脱却したことが大きな要因。
いわゆる3K労働とは対極にある最先端企業(月面移動ロボットのエンジニアリングまでやっています)。
製造作業(汚れ仕事)のほとんど全てを機械とITに任せて、社員はデザインやエンジニアリングを中心に知的労働をしている。
そりゃ良い人材が集まるわな、といちいち納得してしまった。

不人気業界の中にあっても、中小零細であっても、人が集まる企業は存在する。
最近の傾向として、Tech(先端技術)との融合を進めている企業は特に人気を集めているように思う。
本書に出てくるヒルトップ株式会社は ”製造業×Tech” 、神奈川の人気旅館 陣屋 は "宿泊業×Tech”。
ロボットやAIを取り入れている東京の介護事業所 善光会は ”介護×Tech”。
 
「企業は人なり」とよく言われるが、これからの時代は「企業は人とTechなり」だと思う。

0
2018年10月21日

Posted by ブクログ

経営者が親の代から引き継いだ鉄工所を変革し、ユニークな会社になったストーリー。共感できるところはたくさんあるが、自分がその立場だったら成果がでるまで我慢できなそう。経営者の信念、徹底する力を感じました。

0
2018年10月16日

Posted by ブクログ

・「自分ができるから相手もできる」は思い上がり。この人にしてあげられることは何かを考える寛容さ
・他人にも興味を持っているか?
・意識不明の臨死体験、進むか戻るか

0
2018年08月01日

Posted by ブクログ

年間2千人以上の人が見学に訪れる鉄工所の話。
「立派なシステムがあれば、無人加工等も出来るでしょうけど、うちみたいな小さな会社にはムリです。」は大きな勘違い。
チャレンジに失敗したら、「よく頑張った」
無理だと思ってる限り無理。ビジネスチャンスに気づけなくなる。自分で天井を決めている。想いを持ち続けたから実現した。
パナソニックの松下幸之助「事業は人なり」
怒ると萎縮し褒めると伸びる。調子に乗ったら叩くのではなく新しいフィールドを与える。

0
2024年07月23日

Posted by ブクログ

さまざまな方法で人を大切にする工夫がされている。いかに楽しく主体的に皆が働くことができるか?そのことに徹底的にこだわり、これまでの価値観に捉われることなく、挑戦し続けるヒルトップという会社に、僕の中から尊敬の念が溢れ出てくる。うちの会社もこうありたい。うちの会社も挑戦し続けたい。

0
2022年02月24日

Posted by ブクログ

大志があっても、それが実行できなければ意味がない。
だから大志が壮大なものであればあるほど、現実との乖離が出てしまう。
その辺のバランスが非常に絶妙だったのだろう。
一瞬「その理想は理解できるけど、俺には無理だ」と思わせても、この副社長は実際にやってみせる。
当然、副社長には勝算があって行っていることだ。
そして少しずつでも実績として結果が見えてくると、従業員の中で共感者が現れてくる。
この共感者を一人でも増やしていくことがものすごく重要だ。
次のムーンショットを掲げた際には、これらの共感者が率先して「共犯者」になってくれる可能性があるからだ。
ゆえに、共感者を集めない限り、共犯関係は構築できない。
当たり前ではあるが、地道に形を見せ、実行して見せ、一歩ずつ前に進みながら共感を増やし共犯者を育てていく。
この歩みがこの副社長は上手だったのだろう。
従業員わずか36名の京都の町工場が、まさか大きな会社になるとは思わない。
自分はこの町工場で一生を終えるのだろうと思っていた社員がほとんどだっただろう。
それを変えたのだ。
自分には無理だと諦めていた気持ちを変えたのだ。
副社長はマインドセットを行うにあたり、職場環境の変革から着手する。
実はこれが手っ取り早いというのはすごく共感する。
まずは仕事のやり方を無理矢理にシステム化。
本社移転。しかも工場っぽくなく、IT企業っぽいビルに。
さらに新卒採用を進め、若者を積極的に大量採用。
この規模の会社では考えられないくらい社員食堂も充実させた。
普通は「余力があればやる」ことかもしれない。
しかし実際は逆なのだ。まずはこれらに先行投資することが正解だ。
ここが副社長のセンスなのだろう。
最初から勝算が見えていてこれらを実行したのだから大したものだと思う。
これらのことで、自身の一連の成功について天狗になっていた時期があるという。
その時に工場が火事になり、自身も火ダルマに。
全身やけどで生死を彷徨い、なんとか九死に一生を得て生還。
そこから謙虚な姿勢に変わったという。
人生とは当然に平坦ではない。
例え上手く行っていてもある日突然に転落することがある。
逆に言えば今がたとえ悪くても、ずっと続く訳ではない。
自分の利よりも他人の利のために行動できる人こそ、きっと幸せな人生を歩むだろう。
それは人間界の摂理かもしれない。
持続可能な社会が謳われているが、この考え方こそが持続可能な環境社会を作り上げるのではないだろうか。
「こういう職場で働きたい」
それは環境のことが当然であるが、
「こういう人たちと働きたい」
「自分が成長できる所で働きたい」
「自分が成長することで、他人と社会に貢献したい」
という人間本来の欲求を満たしてあげることが、これからの会社の存在意義として非常に重要なのではないだろうか。
(2021/6/2)

0
2021年06月05日

Posted by ブクログ

鉄工所とは思えない鉄工所の成功の鍵が述べられています。
実はこの会社は私の実家から徒歩圏内にあり、子どもの頃から気になっていた会社でした。
しかし、それが鉄工所と知ったのは本書を読んでからでした。


「鉄工所は油臭い」「地味な仕事ばかり」と言った固定観念を捨てて大成功を収めた内容は、
さながら小説を読んでいるかのように熱くなれました。

0
2019年07月15日

Posted by ブクログ

町工場を、製造のイメージをくつがえす鉄工所(会社)へ進化させた著者。本著はビジネス書として成功した経営ノウハウを学ぶこともてきるが、なによりこんな製造業の在り方もあるのかーとひたすら面白かった。
製造業→製造サービス業へ変わるべきという意見にはまったく心から同意。過去に電子部品製造メーカーに勤めた経験があるけど、おそらく私のいた会社や中小企業が変わるヒントが本著で紹介されてるヒルトップにはたくさんある。

以下心に残った点メモ。

・判断基準は楽しいか、成長できるかどうか(NOT儲かるか、大変か)
・人間性とは思考すること。思考を必要とする仕事をすべき。ルーティンにおけるジャマくさいことは取り除く(合理化する)
・モチベーションが先、生産性は後

データベース化、機械化、ジョブローテはサービス業の現職でも使えるなーと思ったし、メーカー勤務時代にも有効だと思ってたなあ。

著書内で引用されてた本田宗一郎氏の言葉「君が手に負えないと思う者だけ、採用してみては」はすごいなー!と思った。

ヒルトップは人事部がなく、社員に直接選ばせているとのこと。これは公平性さえ守られれば、すごく良いよね。私もそうあるべきだと常々思う。

0
2019年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

社員の「1割勢力」が残り9割の社員を動かす。

アメ8割、ムチ2割
 有頂天になったら新しいフィールドを与える。
 叱るときは1対1。

職人のノウハウ「歴史」「論理」「技術」に分ける。
 3分の1は覚える必要ない「歴史」=昔話。

0
2018年09月24日

「ビジネス・経済」ランキング