あらすじ
「小説家になろう」で長きにわたってランキング上位に君臨する人気作がついに書籍化。異世界召喚もの+魔法+最強という人気要素満載で、かつ、重厚なストーリー展開も必読。
空。青年が異界にきて初めて見たもの。なんの理由もなく異世界にきた渡瀬幸助は偶然、竜を倒し、生贄とされていた貴族の子女ホルンを助ける。ホルンとともに魔女エリシールの家へ向かい、この世界の常識を教えてもらう。基本的な知識を身につけた幸助は、育て親の様子を見に来たボルドスとともにこの世界で生きていけるか試すためベラッセンという街へ。いくつかの出会い、いくつかのアクシデントを越えて、与えられた試験を達成する幸助。異世界における、幸助の最強の勇者としての活躍がはじまる。ーーー大人気小説投稿サイト「小説家になろう」で長きにわたってランキング上位に君臨する「竜殺しの過ごす日々」がついに書籍化。異世界召喚もの+魔法+最強という人気要素満載で、かつ、重厚なストーリー展開も必読。「早く書籍化してほしい」というたくさんの声に後押しされて生まれただけに、読みごたえもお墨付き。
赤雪 トナ(アカユキトナ): 1981年九州北部に誕生。活発すぎる幼少期から現在へと経過していくうちに大人しくなっていく。中学の頃に読んだTRPGリプレイが原因でライトノベルにはまっていった。
碧 風羽(ミドリフウ):イラストレーター。
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Posted by ブクログ
全くの偶然で異世界に行ってしまうのは、召喚に比べれば少ないだろうけど、今までに読んだこともある。でも、行った先で偶然に竜を殺しちゃって力を得るというのは初めて。本人、チートだのズルだのと言っているし。
その他にも RPG を地で行っているような感じの世界というのもなかなか。
前半をクリアすれば
前半がとにかくタルい。
今後に必要な知識を入れて行くだけなので、動きが少なく人数も少ない。これがキツい。何度か寝落ちし何ページかは意図的に飛ばした程だ。
主人公が転移した先が空中で、しかもかなりの上空から落下して竜に激突。本人も死にかけの大怪我をするけれど、まさかのピンポイントで竜の弱点直撃して竜殺しの称号を獲得。この発想は凄く好き。
後半、冒険者生活を始めてからは動きも出るし人数も増え、とたんに読みやすくなり満足。異世界らしい生物(魔物)もボチボチ出て来たなぁと安心。
生き物を殺す事に忌避感を持つのも納得。背伸びしてない所は好感。
だからといって、いきなり出て来る魔物が中ボスクラスとか恐竜って(笑)!
しかも噛まれても痛くないって(笑)!
恐竜の牙持って右に左にビッタンビッタン叩きつけるって(笑)!
終盤よく笑えました。満足です。
次巻への引きは若干弱いものの、楽しみではあります。
ただ、あのタルい家に帰ってどうなるかとか、つまらないラブコメな展開されたら泣くなぁとか、二の足踏んでいるのは事実。
購入するかしないか、悩むなぁ...