【感想・ネタバレ】フランス伯爵夫人に学ぶ 美しく、上質に暮らす45のルールのレビュー

あらすじ

人生も、暮らしも、自分が主人公。
すべてにおいて美しさに軸をおき、毎日を豊かに過ごす。
フランスの伯爵夫人が実行している
「Art de vivre=暮らしの美学」とは?

「あなた、何を指して『豊か』とおっしゃるのかしら?
慎ましさなく、財力にまかせた傲慢な暮らしぶりは、美しくありません。
忙しくても、部屋が狭くても、どこにいても、
暮らしや自分の中に、『エレガンス』を宿すことはできますのよ」
パリ7区の荘厳なアパルトマンに足を踏み入れたそのときから、伯爵婦人による「暮らしの美学」の手ほどきが始まった!
18世紀から続くフランスの伯爵家に嫁いだ日本人の著者が学んだ、一日一日を丁寧に、心豊かに生きる、衣食住のコツと心の持ち方を一挙公開。

・白いシャツにこだわる
・上質で、「育ちの良さ」がにじみ出る服を身につける
・子どもには、ベーシックカラーの服だけ着せればよし!
・リビングは、大人のための場所
・部屋にも、家全体にも、テーマを設定する
・調理過程も、食卓も美しくあること!
・何はなくとも、テーブルクロスから始めましょう
・つらいときこそ、何でもないように振る舞い、凛として生きる

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Posted by ブクログ

フランス伯爵家末裔の男性と結婚した日本人女性の著書。貴族の精神や伝統を頑なに守り続ける姑や義姉に鍛えられ大変そう。意識の高さや美学に驚き、また呆れることも多々。
上質な装いのルール、美しく住まうルール、美しい食卓のルール、毎日を上質に過ごすためのルール、の4章構成。
要は「品格を持って生きる姿勢がエレガンスを生む」ということらしい。
日本の価値観とは絶対相容れないことも散見されるが、精神性など参考になる部分も多く、時々読み返したい。
1〜3章までは衣食住に関する記述だが、最後の4章精神性についてが一番参考になった。
「人に依存しない。どんな時も甘えない」「親しき仲でも頼み事はしない」「人付き合いは必要以上に踏み込まず距離感を保つ」
は心がシャンとなった気がしました

0
2022年09月23日

購入済み

素敵です、けど。

欧州はフランスの旧家に嫁ぎ、長年のご自身の経験から語る内容に、触発されます。自分の日常生活の怠けたところを改善せねば、と。
非常に残念なのは、校正が雑な部分。
またこの手の内容は「武士道」のようなガチガチな哲学か何かではなく、ほんのりお洒落な雰囲気を楽しむ内容なので、著者の文章から情景は伝わってくるものの、ビジュアルな写真があれば、もっと魅力的な作品になっただろうと察します。著者には別の出版社での次作を期待します。

0
2020年02月02日

Posted by ブクログ

フランスの伯爵家に嫁いだ著者の
フランスのハイクラスの女性たちのレポート。

名誉はあるものの
経済的に社会的にも特権があるわけではない。

それでも自分の責任下で伝統と美学を重んじ
それに恥じない言動をするというのは
大変だし面倒くさそう。

しかし、生活の細部にまで
明確な哲学を持って生きている様子は
苦笑いしつつも、美しく憧れを感じてしまう。

特に、社交の場面で相手を思いやり、遜らず
背筋を伸ばしている様子は見習いたい。

0
2019年02月28日

Posted by ブクログ

美意識や美的感度は間違いなく上がる一冊。そして、自分の生活を反省してしまう。しかし、本書の内容を日本の住宅や生活環境で実践していくことはかなり難しいのではないだろうか。一人暮らしならまだしも、家族がいればより一層難しくなる。本書の内容を実践しようと、家族に押し付けてしまうと嫌がられて家庭内が険悪な感じになってしまいそうである。フランス人男性ならともかく、日本人の男性に理解してもらうのは、かなり苦労するであろう。また、本書の内容を努力して実践しても、たぶん夫からは気づいてもらえないし努力を賞賛されないどころか煙たがられるだろう。
人付き合いに関しての記述は、やりすぎると気取ってみえるし、本書の内容はほどほどに実践する位がちょうどよい。

誤字・脱字が多く気になる。

0
2018年09月24日

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