あらすじ
海図に存在しないはずの島が発見された現実に色めき立つ米海軍籍の艦艇のブリッジ。その場に居合わせて、あふれ出る感情と涙を抑えることができずにいるのは、かつてその島で濃密な時間を経験をした女──現グローバル・プレス・シンジケート所属のジャーナリスト・伊吹七瀬だった。
一方、啓太はマイルに誘われる形で、マオモの領<カンシ>の禁足地<オソロシドコロ>へと足を進める。付き添いのヒナゴたちが灯を落とすと、暗闇の中、身に着けていた衣服を脱ぎながら、啓太にも同じようにすることを促すマイル。秘儀「カムイ・ホー」の一環、「スズオイの儀」が始められようとしていた──
失われたものを取り戻すために辿るべき過程があるのか──現前する一線を超える跳躍にこそ、本来の形で過去を現在に紐付ける作用があるのか。時間の濁流の中に意志の錨を下ろしていく、トライバル・サバイバル・ストーリー!【電子版単行本:2026年5月31日発行】
修学旅行のために客船「フリージア号」に乗っていた吉ノ宮高校2年2組の生徒たちは、
突然の大嵐に巻き込まれてとある島に漂着してしまいます。
そこにいたのは、動物の頭蓋骨で顔を隠し、蓑を被った獣のような先住民たち。
手に手に鉈や刃物を持ち、意味不明な言葉を叫びながら襲ってくる彼ら「インゴの子」らに
応戦するも、一人また一人と倒れ、あるいは拉致され、
ぷりんぷりんの体を陵辱される生徒たち。悲惨すぎます…!
今作の魅力は多々あれど、一番はやはり“設定の勝利”でしょう。
デスゲーム的に犠牲者が増える中、知識や腕力など、
持ちうるすべてのスキルを生かして戦うサバイバル感。
そこに加わる大切な存在を守ろうとする懸命さは、高校生だからと侮れません。
さらに、インゴの子たちという狂気の存在が絡むことで、
先が読めないドキドキ感は急上昇! ついでにJKの裸体にもドキドキしちゃう!
スリリングな展開と強烈な世界観に引き込まれ、
気づけば一気読みしていることでしょう。
インゴの子らの異常なまでの怨みの念と、残虐すぎる“儀式”の全貌が見えた時、
全身に震えが走るはずです。
感情タグBEST3
ネタバレはありません。