あらすじ
「小説家になろう」大人気タイトル待望のコミカライズ! 異世界グルメコミック第2巻!! 1月のHJコミックスのタイトルは、原作ノベルも絶賛発売中の「異世界料理道」コミカライズ第2巻! 1巻は重版に次ぐ重版で大人気を博しました!原作の挿絵を手掛ける、こちも自身がコミカライズを担当! 原作イメージそのままに執筆された漫画版をお楽しみください!! あらすじ)『あなたの作った不思議な食事を、最長老ジバ=ルウにもお恵みください!ジバ=ルウは…このままでは死んでしまうのです!』──リミ=ルウに願われ、ルウ家の「かまど番」を務めることになったアスタは、ギバ肉のハンバーグをふるまうことになる。しかし、家長ドンダ=ルウに、『この料理は毒だ』と言われてしまい…!?果たしてドンダ=ルウが『毒』とした理由とは?見習い料理人の前に文化の違いが立ちはだかる!大人気「異世界グルメ革命コミック」第2弾!!
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ただ焼いただけ
異世界で日本料理を振る舞って現地人を驚かせるようなグルメ無双漫画は数ありますが、このようにシンプルな調理、料理人としての矜持を示すような作品は珍しいと感じました。少しずつですが、アスタとアイファも信頼しあっているように見えますし、今後まだまだ面白くなりそうな予感がしています。
原作小説とはキャラが別物
ドンダ=ルウが登場するシーンでアイ=ファが震えて怯えているように見えるのがよくわからない。原作では屹然と対応していて、ひるんでいるシーンは一つもない。アイ=ファは誇りを持ったかっこいいキャラクターで、ドンダ=ルウの迫力や強大さを表現したいのか知れないけれど、アイ=ファのキャラ像を潰してまですることではないと思う。
アスタに関してもドンダ=ルウに自分の料理を毒と言われた場面で、処罰を受けるのでは?と狼狽えている描写となっているが本来そんな話の流れではないし、アスタは自分の保身より料理に対して真剣に考えるキャラクターかつ意外と好戦的な性格なので、この場面では自身の心配よりも悔しさの表情が出ているのが原作通りだと思う。
主人公とヒロインの魅力が損なわれて、キャラクターやストーリーの展開に理解が浅いコミカライズと感じました。