【感想・ネタバレ】代体のレビュー

あらすじ

近未来、日本。そこでは人びとの意識を取り出し、移転させる技術が発達、大病や大けがをした人間の意識を、一時的に「代体」と呼ばれる「器」に移し、日常生活に支障をきたさないようにすることがビジネスとなっていた。大手「代体」メーカー、タカサキメディカルに勤める八田は、最新鋭の「代体」を医療機関に売り込む営業マン。今日も病院を営業のためにまわっていた。そんな中、自身が担当した患者(代体)が行方不明になり、山の中で無残な姿で発見される。残される大きな謎と「代体」。そこから警察、法務省、内務省、医療メーカー、研究者……そして患者や医師の利権や悪意が絡む、壮大な陰謀が動き出す。意識はどこに宿るのか、肉体は本当に自分のものなのか、そもそも意識とは何なのか……「科学が倫理を押しつぶす世界」を描いた、「百年法」を凌駕するエンタテインメントがここに誕生! 解説:藤田直哉

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ラストが怒涛の勢いで進む。
最後の数十ページ、とても良かった。余韻に浸る。
最初はやな奴だと思っていたが、彼はずっと孤独でただひたすらに純粋だったのだと思う。

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2019年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この著者の話はいつも考えさせられるものが多い。
体のない精神なんてありえないのでは?この間、テレビのAIの番組をみていて、体があったればこその思考や感覚がある。それがない意識なんてない気がするけど。あっても人間の意識ではない。

ラストどうなるかと思ったが、そういう落ちか。

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2018年07月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

身体から意識を取り出して代体(人工身体)に移すという発送は、流石、山田宗樹さんという感じで惹き付けられました!ただ、ф次元移動(他の人の意識の中を超高速で飛び交う)が出てきたところから、癖が強すぎて、理解が追いつかなかったので星三つ。なんでガインはф次元移動がしたかったのか、単なる冒険心なのか…

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2018年10月21日

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