あらすじ
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はじめから運動が苦手な子どもはいません。たとえ親が運動音痴を自認していても、「遺伝だから…」と考えるのは、実はナンセンスです。たしかに筋肉の質や骨格などは遺伝的な要因ですが、運動能力自体は育った環境によって、発達度合いが大きく変わってくるのです。つまり、運動が得意か苦手かは、運動を「しているか」「していないか」によるものといえます。とはいえ、運動をさせるのにも、何をやらせていいものか。嫌がる子を無理やり習い事に通わせても…と思う親御さんは多いでしょう。そこで本書では、ゴールデンエイジと呼ばれる運動神経が飛躍的に向上する年代の子どもたちに適したトレーニングを掲載しています。どれも簡単な動きで、親御さんが手本を見せるのにもラクなものばかり。しかも多くは室内でできるものです。そのトレーニングを実践することで、子どもたちの柔軟性を高め、思い通りに体を動かす能力を育み、「走る」「跳ぶ」「投げる」といった動作の能力を向上させることができます。実際に本書のトレーニングをやって「かけっこが学年で1番になった」などの報告もありました。もともと運動が得意という子も、本書のトレーニングで基礎的な運動能力を高めることができます。その結果、専門的なスポーツの技術をスムーズに習得することができます。運動の習慣が身につくと、適切な筋肉がつき、正しい姿勢が取れるようになります。そして呼吸が深くなり、十分な酸素を脳に取り込むことができます。運動ができるようになると、集中力が培われ、記憶力がアップし、学力の向上も望めるといいます。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。
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Posted by ブクログ
とりあえず2ヶ月。続けて、子どもたちがどうなってるかワクワク。一緒に私も伸ばしたり出来て気持ち良い。なんでも基礎が大事っていうけどほんま根本からなんやなーと思わざるを得ん本。
Posted by ブクログ
基本的な運動動作である、走る・跳ぶ・投げるを上手くやるトレーニング方法、運動において最も重要である柔軟性を高めるトレーニング方法がまとめられている。
また、トレーニング方法だけでなく、声のかけ方や食事・睡眠のとり方などトレーニングを有意義にするために必要なことも1部書かれている。
この本ですごいと思ったところは、走る・跳ぶ・投げるの動作を上半身・下半身で分割してそれぞれトレーニングを行い、最後に上半身・下半身の動作を結合させてすべての動作をやれるように工夫してあること。
小さな子供だと1連の流れを説明してもできないことが多い。
分解して少しづつ教えていくことで、子供にとっても非常にわかりやすい。
また、分解した1つの動作が簡単なものが多いので、達成感を感じやすく、子供があきらめずに最後までトレーニングを行うことができると感じた。
ただ、1点気を付けてほしいのは、タイトルに12歳までとあるが、本当に基本的な運動能力を身に着けるためのトレーニングなので、10歳以上の子供には少し簡単すぎるように感じた。
まだ小さい子供や10歳以上でも運動が苦手な子供にはうってつけの本だと思う。
ぜひ、自分の子供が大きくなったらトレーニングをやらせたいと思う。
Posted by ブクログ
この本興味深いです。
幼稚園児や小学生向けに対して、運動神経の能力を上げる本、
と言ったら分かりやすいでしょうか。
運動神経って遺伝じゃないの?って気がするかもしれませんが、
ゴールデンエイジ(8〜12歳)と呼ばれる小さいときに簡単なエクササイズをすることで、
自分の運動神経を高めることができるようです。
その科学的根拠はよく分かりませんが、本を読んでいて納得感があります。
特に子供って、脳で考えていること(体のあの部分をこんな風に動かしたい)と
実際の動きがうまく連動しないことがあると思うのですが、
その不連動を解消するようなエクササイズがたくさん載っています。
欠点は、エクササイズがシンプルな故に退屈なこと。
小さな子にとって、運動は脳を鍛える意味でも意味があると思っているので、
親子で楽しんでやるとよいかと思います。