あらすじ
49歳独身。職業・アナウンサー。これまで、いろいろなことがありました。たくさんの人と出会い、多くの言葉をもらってきました。そんなこんなを好きなように書いた本です。自他ともに認めるクロい部分も、ちょっとだけ残っているシロい部分も詰まっています。――人気アナウンサー初の書き下ろし本、待望の文庫化! 「人生で一番悩んだ決断」にいたった経緯と本心も、初めて明かしています。
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職場の方が貸して下さり読みました。有働さんのラジオは欠かさず聞いておりニュースちゃんと観るのはZEROと決めています。書籍を出している事を知らなかったので読んで良かったです、男前なそのお人柄とお仕事に対する姿勢がすてきです、ますますファンになりました!
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アナウンサーとして働く有働さんの考え方や経験談が面白かった。「日々の言葉は軽くなる。流れていく。ついつい口をついて出る言葉にたくさんの稚拙さがある。」という文章にもあるように、相手に伝える言葉をより考えたいと感じました。
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以前から気になっていた作品。
文庫本で気軽に読むことが出来た。
プライベートのことから、お母さんのこと、仕事のことなど多岐に渡り非常に面白い。
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フリーアナウンサーの有働由美子さんがNHK在籍時代に書いたエッセイをまとめた本。
思ったことをズバリと言ってしまう一方で、小心者の一面も垣間見える有働由美子さんが仕事や家族、恋愛観、結婚観を飾らずに素直に書いています。
久しぶりに心の底から楽しめたエッセイです。
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アナウンサーが写真集を出す時代。
おきれいな著者なのに、外見のコンプレックスを抱えてる(もはや乗り越えてるけれど)なんて、同性からみてもたいへんな仕事だと思わざるを得ない。仕事か出産かという選択、だめんず好きの話など、あけすけに、包み隠さず語ってくれてます。毒とかクロとか吐けるのも、仕事の上でのキャリアや自信があればこそ。続エッセイも出たら読みたいです。フリーになってからのことや、zeroの裏側も聞いてみたい。
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NHKアナウンサーという輝かしい経歴の
持ち主なのにエッセイのなかでさえ
きどらない有働さん。
この本を読んでいっきにファンになりました。
自虐しつつも品のある文章。
ほどほどのおばさん感が安心できる。
こういう40代になりたいなと思う。
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なんかめちゃ良かった。
有働さんの生声。
微妙な年頃、後進に道を譲るとか、お母さんの話とか、涙もろい有働さんを思い浮かべつつ、こちらまでちょっと目頭が熱くなったり、鳥肌が立ってゾクゾクしたり。
率直でいい文章書くのだなあ、と思ってしまった。
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有働さんのエッセイ。
以前から有働さんには好感をもっていたが、この本を読んで完全にファンになった。というか、図々しいのを承知で言うならば、友だちになってほしい方!
いわゆる男社会で必至に働いていたことも、男性のことで痛い思いをした経験も、日々の暮らしの中で感じるちょっとしたことも亡くなった母への想いも、もうほとんどのことに共感できる。
そして、すごくしっかりとキャリアを積み重ねられ、すごく安定感のあるアナウンサーかと思いきや、オチャメな失敗もたまにあり、その加減がとても素敵で、本当に愛すべき存在。
若い人にモノを言うとき、がつんと伝えて、丁寧に説明する。が、それは将来それに気付かないような若者には言ってはいけない、というのは参考になった。キツいことも誉めることも、できるだけ誰にも平等に、と思いがちだったが、目から鱗だった。
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前々から気になっていた本でした。有働さんの色々な局面が見れて面白かったです。テレビで見る有働さんのままといえばそうですが、噛めば噛むほど癖になる味がする、そんな感じの印象を受けた本でした。
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有働さんのことは、もともと好きだったが、この本を読んで、ますますファンになった。
有働さんも、女性として同じような悩みを抱えていらっしゃるんだなー。。と、共感も。
同じような年代の独身女性が同じような悩み事を抱えていると言うことをすると、「ああ、わたしだけではないんだ」と、少しホッとする。
おもしろかった!
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yk
正直あまり有働さんのことは知らなかったけれど、すごく好感を持った。
アナウンサーである前に一人の女性としての悩みとかぶっちゃけた話とか人間味のある内容だった。
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「個性ってどうすれば出せますか?」
確かに、私より相応しいアナウンサーはいっぱいいる。
同じような努力では、綺麗な容姿にはなれないし、美しい声にもなれない。同じことをしていたのでは、私なんて特に必要とされない存在になってしまう。
初めて、大勢の中での自分の個性、というものを考え始めた。
認識した自分は、自分に都合のよい自分の勝手な個性であって、「他人から見た個性」ではないのだということ。そのことを認識していないと、理解されない、分かってもらえない、ということになる。
私は、どんな場所に、どんな立場でいて、どういう仕事をしていて、何歳で、どういう容姿なのか。それもこれも含めてみている他人が、私のことをどんな個性の人間だと思っているのか。それさえ掴めていれば、あとは楽になる。仮にそれが、自分が思う本当の自分とは少々ずれていても、それは自分の素を理解されていない、ことにはならない。
やりがいがある、と仕事に手応えを感じ始めたのは、働き始めてから二十年も経ってからだ。私のような不器用な人間には、このくらいの時間が必要だった。
ちょっときつくでも言ってあげる方が、将来伸びるだろうなと思う若い後輩には、潔くモノを言います。ポイントは、将来それに気付かないような若者には言ってはいけないということです。人選を間違うと、「あのオバハン、偉そうにいいやがって。自分が最高だとでも思ってんのかよ。うぜえよ」と思われたままで終わる大損パターンになりますので、ご注意を。
だいたい、人にモノを伝えるって、いいことも悪いことも、すべてにおいて大変な精神的苦痛を伴うものです。人と関わらない方が、絶対傷つかないですもの。でも、関わらずには生活できない。だからいろいろとやっぱり、なるべく嫌われない方法を探りながら、今日も生きています。
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将来こんな女性になりたいと思わせてくれる作品。実力があるのに謙虚で努力を惜しまない姿が美しい。私も社会人になったら責任を持って職務を全うしキャリアを築いていきたい。
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同い年だった。
1人に1つの人生。
何を考えどう生きるか。
本当の心なんて誰にも分からない。
人に優しくありたい。
そう思ってちゃんと優しく出来る人でありたい。
そんな風に思える内容でした。
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NHKってとても素敵な女子アナばかりで、その時々でこの人好きだなって人が現れますが、ウドウさんはまさにワタシの初恋の人なのです。彼女の後ずっと開いてスズキさんオウミさんハヤシダさんと現在に至っています。
大阪放送局の頃からかわいいアナだなと思って応援しています。でも友人に話してもそのあたりはあまりわかってもらえないことが多かったです。ウドウさんはその4人の中でも最強クラスで、時が時ならばぜひブラタモリに登場して欲しかった女性です。
ウドウさんがこんなことをこんなふうに悩んでこんなふうにその悩みたちを扱ってきたのだと目からウロコでした。なんだかもっと好きになりました。
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有働さんがどんなことを思いながら
あさイチの司会をしていたのか、
紅白歌合戦の裏側などが赤裸々に綴られています。
へぇー、という感じ。
これを読んで、有働さんへのイメージが変わりました。
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何度も声を出して笑ってしまった。
基本面白おかしく書かれているのだが、女性の仕事と出産のジレンマについてはとても考えさせられる。
まあでもこの人、それとは関係無く性格的に結婚は難しいかなという気もしたり(笑)
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あまりNHKを見ないので、有働さんを認識したのはほんの最近(たぶん退社のころ)。そんな有働さんのエッセイ。
私の想像では有働さんという方は、バリバリのキャリアで、何でもこなせるスーパーウーマン。そりゃNHKも受かるでしょうよと、私とは天と地ほどの差がある憧れの人。
でも本作を読むと、、共感できるところ多々、ちょっと私に近くない??(キャリアはもちろん差がありますが)
親近感がわきました。なんか嬉しい。
こういう人には人が集まってくる。それも彼女のエネルギーの一つなんだろうな。フリーになってからのエッセイも読みたいですねー^^
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面白く読めました。有働さんの仕事観、恋愛観、人生観が個性的でありつつ本質をとらえているところが、多くの人に受け入れられるのかなと思う。子供の頃に本を読みすぎて本質を捉えすぎるエピソードは印象に残った。
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有働さんって、常に完璧を目指している頑張り屋さんo(^o^)oっていうイメージだったんだけれど、この本を読むと普通の女性かも?と親近感が湧いた(^^)♪そんな有働さんが高く評価している いのっち、今までジャニーさんとこのお笑い系と思っていてゴメンよ~(-人-;)
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「いいときはいいときの、悪いときは悪いときの景色を味わえばいいのさ」
悪いときでも首を垂れず、周りを見渡すことができる、そういう冷静さを持った気持ちに余裕のある人に私もなりたいと思いました。
「リアルな自分を受け止め、大方の女性とは違う形になるかもしれないが、自分なりの価値観を見つけるべきではないか」
私も未婚、子どももいなくて、しかも仕事も細々やっているという多くの女性と違った人生を送っています。まだ独自で確固たる価値観を見出していませんが、それを積極的に発見する姿勢を失わないでいようと思いました。
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ウドウロク 有働 由美子
元NHKアナウンサーの有働さんのエッセイ。
有働録と黒有働をかけているようだ。
エリートのような彼女も女1人でけなげに頑張ってるんだね。
「今日1日すごくがんばった。誰もほめてくれないし、誰かを養うために働いているわけでもない。…だから自分しか自分をほめられない。」
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文庫になるにあたってご本人も書いておられるけれど、「結婚」「出産」という「目に見えるオンナの成果」という軸から仕事に打ち込めば打ち込むほど遠心力で遠ざかっていくような感じだったのかもしれないと思いながら読みました。遠心力なので自分の意志だけでというわけではなくて、だからそこに迷いや悔いや憧れや罪悪感が入り込んで来ているみたいでした。そういうものを無かったことにしてキレイゴトをエッセイに綴ることも出来たと思うけれどそれをしないところが有働さんの矜持なのかも。面白かったです。
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「色んな人の話を聞くと、その人の視点はもちろん、話し方や間も感じることができて、それが自然と身について自分の引き出しになっていく」
なるほど。伝えるのが仕事の方って、そういうことを考えて人と会っているのか。万人に受ける幅を広げるとはそういうこと。ズバズバ本心本音を語る有働さんのメッセージは、本気の人だからこそだと思った。
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有働さんの中身をさらけ出した一冊。山越え谷越え凄いなあと素直に読んでしまった。ご本人が始めに書かれているように、恥ずかしい話部分も披露されていて、けれどそこも知るからこそ濃密な道を歩んでこられたんだなあと感じました。餡がぎっっしりつまった最中のように密度高し(笑)魅力を感じるアナウンサーさんです(^-^)
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元・NHKアナウンサー有働さんのエッセイ。
全体の感想としては、大分こじらせてるなー、という印象しかない。
あんなに堂々とTVで話している人が、実はこんな風に考えているんだ、ということがちょっと意外でした。
いのっちへの言葉は、涙なくしては読めない!
Posted by ブクログ
有働さんも普通の人間なのだなと思った。特に冒頭の文庫本にあたっての書き下ろしでの、40代は結婚、出産にまだ囚われていたという話は興味深い。結局、周りからのプレッシャーや偏見によりその呪縛から逃れるのは難しいんだなあ。女性なら結婚、出産しなきゃという押し付けはしないようにしたいと思う。