【感想・ネタバレ】ルバイヤートのレビュー

あらすじ

過去を思わず未来を怖れず、ただ「この一瞬を愉しめ」と哲学的刹那主義を強調し、生きることの嗟嘆や懐疑、苦悶、望み、憧れを、平明な言葉・流麗な文体で歌った四行詩の数々。十一世紀ペルシアの科学者オマル・ハイヤームのこれらの詩は、形式の簡潔な美しさと内容の豊かさからペルシア詩の最も美しい作品として広く愛読されている。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ようやく、読んだ。イランにアメリカ・イスラエルの攻撃が始まった翌日に。

仏教ですかというくらい無常観が謳われているので、馴染み深かった。

「解き得ぬ謎なぞ」、「生きのなやみ」、「太初はじめのさだめ」、「万物流転ばんぶつるてん」、「無常の車」、「ままよ、どうあろうと」、「むなしさよ」、「一瞬ひとときをいかせ」という章も好きだったし笑。

以下好きだった詩。

51
われらの後にも世は永遠につづくよ、ああ!
われらは影も形もなく消えるよ、ああ!
来なかったとてなんの不足があろう?
行くからとてなんの変りもないよ、ああ!

56
天に聳えて宮殿は立っていた。
ああ、そのむかし帝王が出御の玉座、
名残りの円蓋で数珠かけ鳩が、
何処クークー、何処クークーとばかり啼ないていた。

101
九重の空のひろがりは虚無だ!
地の上の形もすべて虚無だ!
たのしもうよ、生滅の宿にいる身だ、
ああ、一瞬のこの命とて虚無だ!

103
世の中が思いのままに動いたとてなんになろう?
命の書を読みつくしたとてなんになろう?
心のままに百年を生きていたとて、
更さらに百年を生きていたとてなんになろう?

106
ないものにも掌の中の風があり、
あるものには崩壊と不足しかない。
ないかと思えば、すべてのものがあり、
あるかと見れば、すべてのものがない。

124
さあ、起きて、嘆くなよ、君、行く世の悲しみを。
たのしみのうちにすごそう、一瞬を。
世にたとえ信義というものがあろうとも、
君の番が来るのはいつか判らぬぞ。

(130)
さあ、一緒にあすの日の悲しみを忘れよう、
ただ一瞬のこの人生をとらえよう。
あしたこの古びた修道院を出て行ったら、
七千年前の旅人と道伴れになろう。

135
あしたのことは誰にだってわからない、
あしたのことを考えるのは憂鬱なだけ。
気がたしかならこの一瞬を無駄にするな、
二度とかえらぬ命、だがもうのこりは少い。

0
2026年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

儚いですね。生きるとは何でしょうか。酒ですね、はい。読みやすくて良かったが理解できないものも多数あった。

0
2015年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

11世紀ペルシアの詩人、ハイヤーム。ルバイヤートとはアラビア語で「四行詩」のこと。人生の無常さと楽しさが、簡潔に艶やかに表現されていて読んでいて楽しい。李白、アブー・ヌワースとともに三大飲酒詩人ともいわれていて、酒を読む誌は特に秀逸です。

0
2015年03月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 好きな詩やフレーズは数点ありましたが、全体的に読み流し。

 好きな詩。
『わが宗旨はうんと酒のんでたのしむこと、
 わが信条は正信と邪教の争いをはなれること。
 久遠の花嫁に欲しい形見は何かときいたら、 
 答えて言ったよーーーーー君が心のよろこびをと。』
  ここの久遠の花嫁は、「自然、人生」の注釈有り。

0
2017年06月18日

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