【感想・ネタバレ】偽りの銃弾のレビュー

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Posted by ブクログ

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「ステイ・クロース」が面白かったので、ハーラン・コーベンの他の作品も読んでみようと、手に取った作品。

いやーこれは上手い小説だ。謎また謎の積み重ね(解説の堂場瞬一さんに曰くたまねぎ小説)その重ねようにページを繰る手が止まらない。
詐欺の手法で、次から次に説得力のあるような根拠のあるような逸話挿話ショートメッセージを怒涛のようにしゃべりたて、返事する間を与えずいつの間にか聞き手の意思を操る手法があると聞いたが、まさにそれ。

テンポよく次から次へ、不可解な事件や不審な登場人物やあれやこれや出てきて衝かれるように、読み進める。ちょっと余裕が出てきて疑問符が浮かんで、その疑問符を持ち込んだまま、クライマックスを読んだ時の衝撃。

うわぁ、そう来るか。性根がヒネてない素直な読者なら、驚天動地。一番最後、主人公のモノローグで少しソフトランディングさせてくれるものの、解説まで読み終わってもドキドキは止まらない。

ハーラン・コーベン。こりゃ、エラい作家に出会ってしまったぞ。過去作含めて追いかけ必至である!

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2019年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前評判も高かったがさすがのハーラン・コーベン。わたし的には今年読んだミステリーの暫定1位。

アメリカ的な嫌なところも見事に回収。「戦火の勇気」のメグ・ライアンぽい主人公もカッコいい。え、ジュリア・ロバーツで映画化なの?

解説で堂場瞬一氏が結構な字数を割いてマイロン・ボライターシリーズへの愛着ぶりを書かれていて、ウインザーホーン・ロックウッドⅢ世の大ファンで、最近事あるごとにマイロンシリーズをオススメしている私としては援護射撃を得たような気持ちだ。(堂場氏のファンではないが)

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2018年07月19日

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