あらすじ
より深く、より広く、より自由に。
人気作家が初めて明かす読書の極意。
なんでも検索できる時代だ。娯楽だって山のように溢れている。それでも、本を読むことでしか得られないものがある─。著作発行累計1600万部を誇る人気作家が、並外れた発想力とアウトプットを下支えする、読書の極意を明らかにする。本選びで大事にすべきただ一つの原則とは? 「つまらない本」はどう読むべきか? きれいごと抜きに読書という行為の本質を突く、唯一無二の一冊!
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Posted by ブクログ
最初から最後まで森博嗣節で面白かった。
ほぼミステリを読まないのは驚き。ミステリ作家とSF作家は特に、自分の書くジャンルに造詣が深いものだと思っていた…。いつも気になるけど、どうして研究者をしながらミステリ小説を書こうと思ったんだろうか。
自らの興味の範囲を広げるため本を読む、というスタイルを、70近くなった今も続けているのはすごい。子供みたいな本の読み方。
Posted by ブクログ
初めての森博嗣作品。
本探しは友達作りと似ている。この言葉は深いと感じた。人はおススメ本を気にするし、聞かれたがっているけど、自分で琴線に触れる本を探して読むことが読書の価値の一部である。
また、本を読むことで生じるインプットは何の役に立つのかということについてだが、インプットした情報をそのまま披露する物知り博士としての価値はスマホの登場と共に失墜している。そもそも知っているだけで何の価値がある。本質は知っていることではなく、「知っていることで生じる思い付き」にある。すなわち読書をして頭にその情報をインプットしたうえで、何らかの形でアウトプットされた時に、読書の価値が発揮される。
本との生き方を考えさせられる
本との生き方を考えさせられると共に、本を大切に読みたいと思わせてくれる一冊。
【印象に残ったこと】
・著者の読書人生について
文章を読むスピードが遅いこと、漫画との出会い、両親の教育方針
・「自由な読書」について
本の選び方
電子書籍の利点
今後の本の在り方
Posted by ブクログ
<目次>
まえがき
第1章 僕の読書生活
第2章 自由な読書、本の選び方
第3章 文字を読む生活
第4章 インプットとアウトプット
第5章 読書の未来
<内容>
作家であり、元大学教授の読書論。遠視で文字が読めなかった子供時代。雑誌フリークといい、創刊号は興味関心ではなく、買って読むという。小説は海外ミステリーと詩歌専門。それでいて漫画を描くという奇才ですね。私は著書の本を1冊も読んでいないが、視点のユニークさは面白かったし、物を覚えるのは、教えるのが一番という経験談は、「然り」であった。変わり者だが、その視点と指摘は、なかなか鋭い。