あらすじ
おびただしい弾雨
鼻をつく火気
鼓膜を破る着弾
その戦場の最前線にあなたはいる!
読む者を戦場へと引きずり込むその臨場感!!
かつてないほど戦場に近いコミック!!!
近未来を舞台に、人間の代わりに戦う人造人間達の物語。
先の大戦で世界は夥しく汚染された。その大地を浄化し街を再構築した人造人間達。大きな社会貢献を果たしながらも、彼らは人間達から差別と迫害を受け続ける。
機構政府に盲従し酷使されてきた人造人間達の中には、自由と「肉体の再活性化」を求め反抗を露わに行動する者が現れてきた。
そんな中、一人の人造人ウィズは、見えない前途から抜け出すため、機構政府軍に志願する。対立する連合軍との争いは激化していく。
初めての実戦、降り注ぐ弾雨。顔を半分吹き飛ばされたある兵士が、ウィズに呪詛のように語る。
「ここにいるのは…人造人だけだ…人間に造られ…人間の代わりに…殺し合いをして…死ぬんだ…お前も…」
感情タグBEST3
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なかなか重いテーマ
人と人造人が支配と被支配の関係での世界。人造人は明確に生きる意思を持っていて、抑圧に抵抗もするし、そういった意味では人と同じ。そこに国同士の戦争も絡み、人造人同士がまた戦う。抑圧と諦めと憎悪が色々と入り組んでいてなかなかに重い物を感じる作品。
ファンタジー戦争物
近未来が舞台の様な戦争物。
敵味方が戦うという単純な世界観ではなく、
人造人間という人たちが、人間の代わりに戦わされている。
敵味方という戦争の他、人造人間への差別なども盛り込まれていて物語は奥深い。