あらすじ
長野での住民消失事件を無事解決した陸上自衛隊特殊部隊サイレント・コアのメンバーは、なんの憂いなく自分たちの世界に戻る――はずだった。土門康平一佐が目覚めると、そこは全く見覚えのない大学。更にセクハラで訴えられていた!? これまでの記憶を無くし、途方にくれる土門。他のメンバーも、各地にちりぢりになり「違う」生活を営んでいるようだ。憲法改正で、自衛隊が正式に国軍に昇格したという世界で、土門たちは自分たちの記憶を取り戻し、元の世界に戻ることができるのか!?
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少し残念
最近の大石さんの作品はどうも中途半端で白黒の決着がはっきりさせていないシ-ンが多すぎる傾向がみれる。初期の頃ははっきりと米軍が負ける、北朝鮮軍が負けるシ-ンが描かれていたが、最近はこの作品もそうだが持ちつ持たれつみたいなスト-リになっており、私の想う戦争は兵器の量、質、兵士の練度、目的意識などと情報の収集量と正確さそれに準じた戦略の立案と実行力のある軍隊が勝つのであって、それも紙一重で勝つのではなく、圧倒的な差で勝利するはずで、読む方とすれば最高の兵器を鍛え抜かれた兵士が冷静に状況判断して相手を圧倒し打てゆくスト-リ-でないと読んで不満が残る。最近は特にそう感じます