【感想・ネタバレ】次回作にご期待下さいのレビュー

あらすじ

眞坂崇(まさかたかし)は、漫画専門の出版社で仕事に追われる、
月刊漫画誌の若き編集長。
落とし物をきっかけに、ビルの夜間警備員、夏目と知り合った彼は、奇妙な既視感を抱く。
そんなある日、眞坂は偶然遭遇した火事で、建物に飛び込み、古い漫画雑誌を手に戻ってきた夏目を目撃する。
不思議に思い、同期の天才変人編集者・蒔田と共に調べ始め、
夏目がかつての人気漫画家だと気づくが……。

「漫画バカ」の編集者たちと、漫画に命をかける漫画家たち。
大変だけど夢だらけの日常のお仕事に潜む謎を、
苦労性の編集長、眞坂と、トンデモ天才漫画編集者、蒔田が解き明かす。
全ての漫画好き、本好きに捧げたい、「お仕事って悪くない」と思える物語。

愛すべき「漫画バカ」達の、慌ただしくも懸命な日々と謎を描くお仕事小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

漫画家と編集者の仕事内容や苦悩が、よく伝わってきました。ユーモアも満載で、読んでいる時間がとても楽しかった。今日、竹内結子さんの訃報を聞きました。この本からも、人とのかかわり命の大切さを感じました。

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2020年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

漫画家や編集者の創作にかける思いを、日常ミステリーにからめながら見事に描いた作品だと思う。
読後、タイトルの意味が胸に響いた。

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2020年06月21日

購入済み

先が気になる書き方

次々と話が展開していき、その先はどうなるのだろうと思わせてくれる内容でした。

ただキャラクターが魅力的じゃないと感じちゃいました。
とくに主人公の相棒的な立ち位置である蒔田さんは、上司である主人公の言うことを聞かず、独断行動ばかりで、現実社会にいたらストレスしか溜まりません。
正直読んでいて不快でした。

もっと好感が持てるキャラクターが配置されていると、作品自体が好きになれたのになと思いました。

1
2023年09月05日

Posted by ブクログ

間坂くんの一生懸命さ、がむしゃらさもいいけど、やっぱり蒔田派! 普段はダメだけど編集者としては天才、好き勝手やってるようで一番大事なところは押さえてる…間坂くんじゃなくとも、ずるいと言いたくなるよなあ…。

最後の一番いいところは、ちゃんと編集長間坂くんに委ねられているのが、蒔田派にはちょっともどかしいけど、二人の信頼関係なんだろうなあ。

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2019年08月31日

Posted by ブクログ

漫画編集部の世界がリアルかつコミカルに描かれていて、面白かった。主要キャラクターもよく、また次回作に期待!

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2018年11月24日

Posted by ブクログ

お仕事系小説。単純にあらためて、週刊少年ジャンプの長期連載している漫画家達はみな神がかってると思った作品。裏側にはこの作品みたいに作者にも編集者にも色々あるんだろうけど、それでも読者に支持され続ける話を、週刊で考え続けるなんて……人間業じゃない。頭の中はどうなってるのだろうか…
色んな職種でこういう裏側に密着する系の小説あったら面白いな〜

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2023年10月22日

Posted by ブクログ

漫画雑誌編集者のお仕事小説。漫画家にとってこのタイトルにそんな深い意味があるとは知らなかった。ライトなようで、意外と読むのに時間がかかった。

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2019年06月13日

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