あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
18世紀に生まれたベイズ統計学は、あらゆるものを数値化できる実用性が見直され、近年注目を浴びている。統計学は数学が苦手では理解できないものとされ、実際に計算する際は確かにそうであるが、基本のしくみを知るだけでも有益で人を選ばない。本書では理論や計算を最大限イラスト化し、日常生活に即した親しみやすい実例を挙げ、やさしく解説する。話題の先端科学に触れたいという知的好奇心に応えるイラスト図解シリーズ第1弾。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
もっともとりかかりやすいベイズ統計学の本であり、ベイズ統計と現在のAIなどの関連、自動運転などの関連を書いているので、興味が湧くとおもわれる。論文を書くためには直接は使えないが、これを足掛かりにして、ベイズ統計学を勉強すればいいであろう。
Posted by ブクログ
AIなどに使われるベイズ統計学について分かりやすく説明されている本。
確率の話、分布の話、応用した技術の話がまとめられており、ベイズ統計学を学ぼうとしている人は最初にこれを読めば理解が早いだろう。
図も豊富で各章ごとに確認問題がついてるのでサクサクと、自分の理解度を確認しながら読み進められる。
Posted by ブクログ
ベイズ統計の入門書と言った感じ 文系の人や数式にあまり馴染みのない理系の人を対象にした感じで極力複雑な数式を避けていて分かりやすい 普通の統計や確率の基本もおさらいしてくれる
またシグモイド関数とか階層モデルとかの応用な話もしてくれてるのである程度知識のある人が読んでも学びになりそう
後半はベイズをどのように実研究や実事例に適用するかの具体例が多く示されていてすごく参考になる 特に交通の例と医療の例が多かった どちらも感覚的に分かりやすい例なのが助かった
ただ途中の複雑な計算が省略されていたりとか(おそらく)間違ってる箇所とかが少しあったのは、理論的な掘り下げもしたい理系脳の読者にとっては少し困るポイントでもあった
いずれにせよベイズ統計をこれから勉強したい人の最初の1冊としては悪くなく、シンプル故にすぐ読めるところも良かった
Posted by ブクログ
とりあえず概要を知りたいというレベルの人が読む本です。
遥か昔に大学の授業で近い内容をやったなと思いだしました。
前半はわかりやすかったのです。
後半は難しい内容を、式をあまり使わずに説明しようとしているためか、わかりにくいところも多々ありました。
カーナビにベイズ統計学が利用されていることを、この本で初めて知ったが具体的にどこに利用されているの説明がなかった。
ベイズ統計学とは、実測値を元に確率を更新していき精度を高めていくものと自分は理解しました。
Posted by ブクログ
自分のようなベイズ統計学を全く知らない初心者にとっては、簡単な具体例が挙げられており、分かりやすい入口になる。終盤の応用の部分では、詳細が省かれているので理解は難しかった。こういう事例もある、という知識はつけられる。