【感想・ネタバレ】うっかり鉄道のレビュー

あらすじ

錆びた看板に初めて魅かれたのは、能町みね子が中1の時だった。そんな著者が全国ローカル線を計画性不十分にめぐるとどうなるか。「平成22年2月22日の死闘」「琺ホーロー瑯看板フェティシズム」「あぶない! 江ノ電」など、タイトルからして珍妙な乗り鉄イラストエッセイが出来上がるのです。本書を読めばあなたも鉄道旅に出たくなる……たぶん!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

どの段階から鉄道マニアなのかよくわからないが、鉄道をゆるっと好きな人間に優しいエッセイ。能町さんが描いた絵を見ていると、鉄道周辺の世界に興味が湧く。寂れた高架下。年を重ねたレトロな駅舎。切符にまつわる思い出。穴場のようなカフェ。鉄道は色んな切り口を持っている。それにしても江ノ島電鉄すごい……。玄関開けたら線路、スタンド・バイ・ミーな日常風景、個人用踏切? 好奇心が疼く景色ばかりであった。

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2021年08月07日

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