【感想・ネタバレ】君主論 新版のレビュー

あらすじ

「人はただ結果だけで見てしまう」
「加害行為は、一気にやってしまわなくてはいけない」
「愛されるより恐れられるほうが、はるかに安全である」等の文言で
目的のために手段を選ばない権謀術数の書とレッテルを貼られ、
「マキアヴェリズム」という言葉を生んだ古典的名著の、隠された真髄。

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Posted by ブクログ

君主やリーダーの資質を述べた本。役割、今の環境的にも刺さる言葉が多かった。17章、愛されるよりも恐れられるべきだが、恨みを買うべきではないなど。やはり5-600年読まれてる名著だけなことはありました。また読みたい。

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2023年11月12日

Posted by ブクログ

2023/10/14 読破

大企業の役員に、組織の作り方について相談したところ、この本を読めと教えて頂きました。押忍。

一言:組織の理想的在り方・崩壊した事例集
 イタリアでの歴史を踏まえた失敗談・成功談集

要点:金言が多くありました。組織作りを経験した後に読むと非常に共感できました。失敗例から、組織作りを再考したいというきっかけになる本でした。

印象に残ったこと
・運命は女神
 運命は女性のようで、与えられるものではなく、自分から手に入れにいくもの。必ず貰えるわけではないが、挑戦しないとそもそも手に入る権利はない。

・事実よりも、相手にどう伝わるか
人間、起きた事実はどうでも良くて、それよりも相手の人間が知りたい情報を伝えることが大切。
自分がどう思うか、よりも、相手から、どう思われるか?を意識して行動すべき

・信頼
上に立つのであれば、「怖がられること」と「憎まれないこと」を両立すべきですね

・一貫性はなくていい
一度宣言して、その後に撤回は問題ない
宣言や行動した時の動機が違えば、その後の行動は変わって当たり前。それを理解するのも大切で、周りに理解してもらうのも大切

内容は難解で、読むのが大変でしたが、組織作りを考える上でめちゃくちゃ勉強になりました。ただ、この考え方に固執せず、自分や他の意見も踏まえて現在に合う考え方を再構築していきたいと思います!

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2023年10月14日

Posted by ブクログ

現代でいうと経営に通ずるだろう教訓を学ぶことができた。有名な名著を読めてよかったです。
共感できる点も多かった。上に立つには畏怖というのもやはり必要だと思うし、かといって恨まれてはいけないというのも納得。危害を与えなくてはならないときは一気に、恩恵は小出しに、などなど。

時として果断な決断が必要になり、また時として忍耐力が必要となる....
また教えを請いたくなったら再読しようと思います。

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2022年11月04日

Posted by ブクログ

 不穏当な表現もあるが、中世イタリアという時代背景を考えればそれはむしろ自然なこと。政治論・組織論として、現代でも通用する内容でまさに「古典」だと思う。
 福利厚生制度の改定に取り組んだことがあるからか「加害行為は、一気にやってしまわなければならない」、「恩恵は、よりよく人に味わってもらうように、小出しにやらなくてはいけない」と述べている部分が特に印象に残った。

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2022年09月06日

Posted by ブクログ

今年の1冊目が「わが友マキャベリ」(塩野七生)で、その流れで本家本元の「君主論」を読んでみた。翻訳がわかりやすく、読みやすい。また、「わが友マキャベリ」でマキャベリの人生と「君主論」が書かれた背景を知った上だったので、古典とはいえ比較的理解しやすかった。
君主のあるべき姿、国を維持していくために必要なことは何か。徹底したリアリズムから提示される教訓には、なるほどなと思わされる。君主として生き残るためには何でもありだと言っているかのようでもある。

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2022年01月31日

Posted by ブクログ

 新版であるためかまだ理解の後押しをしてくれているが、正直なところまだまだ捉え切れていないところが多々ある。しかし自分に理解できないからと言って、評価を下げるべきではなくそれ故に本来は何度も読み返すべき類の本であろう。
 まずイタリア、フィレンツェ共和国というあまり馴染みのなく、またその書かれた1513年時代のヨーロッパの時代背景も認識していないところから捉え切れない理由があろう。
 しかしそれでもマキアヴェリにより、歴史上の君主から紐解き、ほぼ同時代の人物をも体系的に見つめ、具体性があるためか、非常に納得いき、現代においても十二分に読めて通用する。
 人間はもともと邪なものとする性悪説的なところや、そこから法の整備という方向(勿論よい法律は国の基盤と述べているが)よりも君主としての恐懼されることを是とする方向に至ったのは、まさに君主により国そのものの維持が困難となり、滅亡する数多の国家がありすぎたのであろう。
 また君主、国家だけでなく、武力についても述べており、自国軍の重要性も述べている。(当時は傭兵や他国軍などが混成していたものが多かったのだろう)
それにしても今の日本を考えるに、自身の武力にあっては一応自衛隊はあるものの、法整備の限界が見えており、勿論現代では一つのミサイルで国家の壊滅的損害にもなりかねないということもあり、またパワーバランスを保つ必要があるため理解はできるが、アメリカ頼りの感は否めない。
 「イタリアの没落は、永年にわたって、傭兵軍の   
  うえにあぐらをかいてきたのが、原因にほかな
  らない。」
 「傭兵軍のうえに国の基礎をおけば、将来の安定
  どころか維持もおぼつかなくなる。」
まさに耳の痛い言葉である。
 こう言ったことを時代を経て考えさせる本は間違いなく名著であろう。
 

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2021年11月07日

Posted by ブクログ

経済学や思想はその時代背景を元に考慮しなければならない 。セットで使わないと意味がない。これを前提にレビューを書きます。

時代背景としては、マキャベリの時代は戦乱や汚職、詐称、王様国家の時代です。


①武力を持たない他国の軍事力を頼りにしている国は必ず滅ぶということです 。
なんのかんの武力がないとなめられます。 現在の核保有国の発言力を見れば分かるでしょう。 武力のあるものが進んで武力のない者に従うことはありえないのです。自然界を見れば分かるでしょう。 自然の法則に逆らうことはできません。 宇宙物理学の法則に従って宇宙は動いています。 いくら人間が理想的な国際法や道徳や経済理論を作っても宇宙物理学の法則からは逃れられません。

②他国同士が戦争している時に中立の立場にいることも国が滅びます。決断力のない国はどこの国からも信用されません。戦勝国に味方していたならば、戦勝国からはあなたの国のおかげで勝利できたと思われます。敗戦国に味方した場合も、負けたけれど助けてくれてありがとうと感謝され、次回は助けてもらえます。中立の立場だとどちらからも結局助けてもらえません。

現在に当てはめてこれらのことを考えてみると、 戦乱の時代じゃないけど、武力による発言力は健在です。力=武力の方程式が変わっていけば世の中変わっていくと思います。
国際ルールや国内の法律 、ネットなどで個人間で売買する時のルールを破る人が世界中からほぼいなくなれば、非武装の平和主義が成り立つかもしれない。 でも日常生活から実際に感じられるように、まだその段階ではないだろう。 日本はその観点から言えば世界で一番発展しているかもしれない。しかし他国はまだ未熟である。 よって方向性としては世界中の非武装の方向に向かっていいかもしれないが徐々に向かうべきです。いきなり理想である非武装を実行してもやられるだけだと思う。

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2019年02月09日

Posted by ブクログ

マキャヴェリの頃からも、その昔からも、世相って変わらないかも
変わったのは人口とテクノロジーくらいじゃないか

好きな文言↓
“人は慎重であるよりは、むしろ果断に進むほうが良い。
運命は女神だから、彼女を征服しようとすれば、打ちのめし、突き飛ばす必要がある。
運命は冷静な行き方をする人より、こんな人の言いなりになってくれる。”

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2025年01月10日

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文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい ◯
その他

マネジメントの勉強している人からすすめられ、
会社経営(仕事)はすなわち家庭マネジメントにもつながるもの、との思いで読みました。
結果、「なにこれ、ラノベじゃん」というけしからん感想をいだくにいたりました。
名君暴君の名前があげられるたびに、いろいろな作品のキャラクタービジュアルに脳内変換。ゲームオブスローンズ。
これで悪役令嬢とか転生してきた聖女とか出てくれば完璧。


本文よりメモ〜
民衆が愛するのは、彼らがかってにそうするのである。
だが、恐れられるというのは、君主がわざと、そうさせたのである。

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2024年01月26日

Posted by ブクログ

割と読みやすいし、ハッとする内容も多い。池上彰さんが言ってたけど、たしかにこれを愛読書にあげる人は怖いかも笑

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2022年02月11日

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人間というものを批判的に分析し、君主の王道を説く本。西洋史に明るくないため、理解不足は否めないが、各国の君主たちの成功・失敗などの実例から学ぶことができた。

「恩恵はよりよく人に味わってもらうように、小出しにやらなくてはならない」「加害行為は一気にやってしまわなくてはならない」…長時間かけた行為が自分のイメージ付けに繋がるのであれば、どうしても悪事に手を染めなければならないときは、一気に片付ける必要がある。反対に、良いことは少しずつ時間をかけて行う必要がある。

「人間は、手にとって触れるよりも、目で見たことだけで判断してしまう」…自分が深く関われる存在はごく一部。多くの人にとってみれば、君主の存在は遠くから見るだけ。上に登るほど、大切にしたい意識だと思う。

「人は慎重であるよりは、むしろ果断に進むほうがよい。運命は女神だから、彼女を征服しようとすれば、打ちのめし、突き飛ばす必要がある。運命は冷静な生き方をする人より、こんな人の言いなりになってくれる」…運命が定まっていると考えずに、自分自身がコントロールするものだと考えるべき。

様々な君主を見てその成功と失敗をみたからこそ執筆できる名著と感じた。まだ社会人としては下層にいるが、昇進したときふと見つめ直したいと思う。

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2022年01月20日

Posted by ブクログ

初めてこういう作品に足を踏み入れた。つまらないと分かっていつつ教養を得たかったのと、世界史で高校生の時からよく出現する作品であったこと、大学でも哲学や歴史の授業で取り上げられてかなり詳しく話があったことから読んでみた。正直、かなり難しくて、そこまで分厚くはないが理解することが難しくて1ページに費やす時間は普段の5倍にも及んだ。世界史選択だったのでまだ読みやすかったかなとは思う。君主とはどうあるべきかということをひたすら様々な視点から論じている作品だが、感心させられることもあればそれは人としてどうなのかと思うようなこともあった。当時のヨーロッパと言えばルネッサンス期であり特にイタリアは混乱の時代だったと思うが、その当時に物議を醸したこの作品を読んで改めて当時の様子や歴史上の君主たちが何故失敗や成功したのかが分かった。勉強になった。一回では到底理解しきれなかったのでまた日を置いてしっかり予備知識もさらに増やした上で読み返したい。

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2021年11月11日

Posted by ブクログ

思いの外、実践的な内容で、楽しんで読めた。キレイごとばかりでないのが、かえって良い。
ビジネスでも応用できる内容が多い。
現代語訳がこなれていて、とても読みやすかった。

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2020年12月10日

Posted by ブクログ

読みやすいし面白いし、何より言葉だけ知っててわかった気になっていたマキャベリズムがご本人の思いも含めてわかった気がする。あくまでも気がするレベルだが。
人間はの執着からの観察、分析と総合なお方だったのだと思う。

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2020年11月15日

Posted by ブクログ

非常に読みやすい。世間で言われるほど残忍な感じはしなかった。思想の根底に、「君主(リーダー)たるものが自らの責任で判断し果敢に行動することで未来は切り開けるのだ」というリーダーへの暖い眼差しを感じた。

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2020年11月08日

Posted by ブクログ

意外とさくっと読めた。マキャベリの鋭い洞察が、実際の事例と共に記されている。彼の言う君主は確かに実際にいれば惹きつけられるのかもしれない。愛されるより恐れられた方がマシとあったが、君主としてうまく国を治めていくにはそう考えた方が安泰だと思うが、なんだか悲しい気もする。現代に引き合わせて、リーダーとしてどうあるべきか改めて考えさせられたが、彼が唱える君主のようなリーダーになれる自信は悲しいかな毛頭ない。。

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2020年07月25日

Posted by ブクログ

君主でもなければ、戦乱と隣り合わせの中世に生きているわけでもない。それはこの日本に暮らす多くの人がそうだろう。
しかしこの、誰しもがタイトルと「マキャベリズム」という言葉は知っているこの本は、我々庶民の暮らしとも連結するものだ。

兵力というものをビジネスの文脈で置き換える、現代の社会通念にあわないところはスルーする、といった読み方上の工夫は必要だが、通常なら口にすることを躊躇うような「ダークサイドスキル」的な主張は一読の価値ありだ。

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2020年03月17日

Posted by ブクログ

重要なところを、抜き書きするのでなければ、ごく普通の書物である。それほど過激なことも言っていない。ミルの『自由論』が功利主義っぽくなかったように、マキャベリの『君主論』もそんなに政治的ではない。歴史を並べて、それぞれに分析している。

佐藤優氏の解説がよかった。現代でも読み継がれていくのだろう。

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2019年02月03日

Posted by ブクログ

名前は聞いたことがあるけど、内容は知らなかった一冊。超有名だけど、今まで敬遠していた。何の知識もなかったから、難しかった。まずは簡単なものから読んでみようかな。

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2025年10月24日

Posted by ブクログ

難しかったです。骨が折れました。世界史を勉強し直したいです。そして、時間をおいて再び君主論を読んでみたいと思いました。

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2025年03月29日

Posted by ブクログ

イタリアの政治家、ニッコロ・マキアヴェリによる政治学の著書。
これまでどのような君主がいたのかの分類から始まり、どのように振る舞うと結果どうなのかというのが体系的に書かれている。
当時の君主であるロレンツォ・ディ・メディチに向けて書かれたものであるため、民衆の立場からするとその後禁書に指定されたのも頷ける内容の部分もある。

全てを肯定はできないが、随所に光る金言がある。
「君主は、たとえ愛されなくてもいいが、人から恨みを受けることがなく、しかも恐れられる存在でならなければならない」
現代のリーダー論にも通じる本です。

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2023年11月04日

Posted by ブクログ

難しかった。
最後まで頑張って読んで解説読んでようやく少し分かって来た感じです。
「決断力のない君主は、多くの場合中立の道を選ぶ」「君主は、たとえ愛されなくてもいいが、人から恨みを受けることがなく、しかも恐れられる存在でなければならない」「恩恵はよりよく人に味わってもらうように小出しにやらなくてはならない」
現在にも普遍的に通じる名言の数々です。

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2023年09月27日

Posted by ブクログ

中世に書かれたとは思えないくらい建設的に書かれている。表現の規制などの忖度がない分核心をついたものになっていて、現代に照らし合わせて考えさせられることもあった。

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2023年09月11日

Posted by ブクログ

マキアヴェリ 池田廉 訳「君主論」中公文庫
本書は構成として大きく2つに分かれ、まず歴史上の君主をグループに分け分析し、次に君主のあるべき姿について論じている。「君主論」というリーダー論的な、ある意味感覚的なものになりやすいものにも関わらず、数多くの歴史上の史実を対象とし、それら具体の事実から抽象の意見を落としていることで、非常に論理的な内容となっている。
以下、私が興味を持った本文について2箇所紹介する。
まず、「人間いかに生きるべきかを見て、現に生きている現実の姿を見逃す人間は、自立するどころか破滅を思い知らされるのが落ちである。
したがって自分の身を守ろうとする君主は、良くない人間にもなれるのとを習い覚える必要がある。」という文章である。所謂、自己啓発的な文章、動画は近年人気であり、優れた人間の優れた言葉を見て我々は優れた生き方をしようとする。「人間がいかに生きるべきか」と「現実の人間がいかに生きているか」には大きな乖離があることを我々は理解しなければならない。理想論を語ることは簡単で、世界中の人が武器を捨てれば戦争はなくなるであろう。しかし、人間は一般的に醜く利己的なのである。現実で人々をまとめる際には、その人間の本質を理解し、必要であれば「人間としてあるべき」姿から逸脱することが重要である。
次に、「人間は恐れている人より、愛情をかけてくれる人を容赦なく傷つける。その理由は、人間はもともと邪なものであるから、ただ恩義の絆で結ばれた愛情などは、自分の利害の絡む機会がやってくればたちまち断ち切ってしまう。」という文章である。著者は恐れられるのは能動的で、愛されるのは受動的であると語る。愛を持ってチームをまとめる、最近のバカな博愛主義者がよく言う言葉だ。スポーツの強豪校で恐れられていない監督などいないであろう。人に優しくして愛してもらうことは簡単だ。しかし恐れられるのには気力がいる。その分、愛情は簡単に裏切られるが恐怖は裏切られない。恨みをかわずに恐れられる。これがチームをまとめる上で重要なことである。

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2022年10月15日

Posted by ブクログ

眠かった…。私君主じゃないからそりゃ人ごとだよね〜とか思ってしまった…。えぐい内容多いな〜って思ったけど、発売当初から問題だったようで…。ヨーロッパ怖い。

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2021年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まんがで読破 君主論を読みましたが、リストに出てこなかったのでこちらで記入します。
私の備忘録ですので、あまり見る価値は無いです。



内容は気になるけど、読むのがめんどうと思いまんがで読破シリーズを読みました。
正直な所、あまり響かなかった。25歳のサラリーマンが読んでもためになる事はほぼ無かった。
課長、部長クラスになったら読んでも良いかも。

内容はざっくりこんな感じ
上に立つ人は、恐れられる方が上手く回る。
優しく馴れ合いのチームだと、堕落して効率が下がる。(内容が書かれた当時は乱世だったので、戦争での勝ち負けで書いてあった)
これらは、500年以上前に書かれた内容でも、今でも言えることだと思います。

流し読みしたので、内容があまり頭に入ってないや。

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2021年07月12日

Posted by ブクログ

当時の事を思うと、当然政教分離は理解されがたい概念だったと思う。こういう書物が焚書坑儒を免れて語り継がれる人間の英知に感服する。ライオンと狐を兼ね備え。人は裏切るものとし、己の器量を高め、運を自ら切り開き、信賞必罰のノウハウを胸に、当面この書物を再読し、類稀なるリーダーになりたいと思う勇敢になれる一冊に出会った。

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2021年03月16日

Posted by ブクログ

機会があれば読もうと考えてた古典。
今なお、実用性に富む文書が書かれている。マキアヴェリズムという言葉のニュアンスから非情な内容が多く含まれているかと、思っていたが、それほどでもなかった。
ただ、あとがきを読んで、確かにキリスト教的な倫理観を通すと容認できない内容かもしれないとも感じる。
中世ヨーロッパの歴史を知ってれば、もっと理解が進むと思われる。

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2018年08月01日

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