あらすじ
唯一の味方だった破天荒な祖母を亡くした、七歳の少女エルサ。遺言にしたがって祖母の謝罪の手紙を持ちさまざまな人々を訪ねるうちに、エルサは知らなかった祖母の姿と、自分を取り巻く強い絆を知る。『幸せなひとりぼっち』の著者がおくる、少女の心温まる物語
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Posted by ブクログ
『幸せなひとりぼっち』を読んで、著者の他の作品を読んでみたいと思い『おばあちゃんのごめんねリスト』の本を開いた。
この本は初めはすごく読みにくい。でも読み進めるうちに〝こういうことだったんだ〟と、どんどん謎が解けていく感じで面白くなった。同時に、登場人物一人ひとりの姿がとても魅力的に目に浮かんでくるようになる。
どの人もが大事にされていて、人生はかけがえがなく、人は愛おしいものだと改めて感じさせてくれた。
おばあちゃんやエルサの物語は、いいことばかりの人生でないけれど本当に素敵だ。
それが語り継がれ、おばあちゃんは亡くなってもエルサや残さた人たちの中に物語として残っていくのはなんて幸せなことだろう。
私自身は物語を語ることが得意ではないから、
愛する家族のことや、これまで出会ったいろいろな人たちのこと、私自身のことを、周りの人たちへの感謝、思いやりという方法で承継したいと思う。
大好きな人が自分の傍からいなくなるのはとても悲しいし辛いことだ。
《眠りのふちの大地》では、さようならとは言わない。〝またあとで〟と言う。
このことにすごく救われる。
エルサの心の中にはいつもおばあちゃんがいるし、エルサは大好きなおばあちゃんにまた会えるのだ。きっと。
面白くて深みのある本だった。
この著者の本がまた好きになった。
次は『ブリットマリーはここにいた』を読もうと思う♪