あらすじ
エベレスト山頂近くにアメリカの人工衛星が墜落! 雪崩に襲われた登山家の真木郷司は九死に一生を得るが、親友のフランス人が行方不明に。真木は、親友の捜索を兼ねて衛星回収作戦に参加する。ところが、そこには全世界を震撼させる、とんでもない秘密が隠されていた。8000メートルを超える高地で繰り広げられる壮絶な死闘――。大藪賞作家、渾身の超大作!!
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Posted by ブクログ
エベレスト登頂中の郷司は、人工衛星の墜落を目撃する。自らは助かるも、フランス人の盟友マルクが巻き込まれ、行方不明となる。親友の捜索も兼ね衛星の回収作戦に参加するも、アメリカ側の不穏な態度を問いただすと、衛星にプルトニウム燃料が積まれていることがわかる。一方、ジャーナリストのマイケルは、エベレスト麓のカトマンズにて不穏な動きを察知し、独自に調査を開始する。そこには、世界を震撼させる重大な陰謀が隠されていたーーー。
単なる冒険小説ではなく、さまざまな人物や陰謀が重なり合い、飽きることなく読めた。ただ、最後のほうは詰め込みすぎた感が否めず、少し現実感がなくなってしまったのが残念だった。クロディーヌも亡くなる必要があったのかと思ったが、結局生きていたので、郷司のモチベーションの変化を描くのに必要だったとはいえもう少し工夫が欲しい部分だった。冒険小説に興味を持てたので、他の作品も読んでみたい。