【感想・ネタバレ】南洲残影のレビュー

あらすじ

日本人の心情を深く揺り動かして止まない
「西郷南洲」という思想

軍資金は薩軍七十万に対し官軍四千二百万円。兵力は終には四百対五万。
西郷隆盛はなぜ、滅亡が明らかな西南戦争に立ったのか? 何に対して戦おうとしたのか?
「城山」、「抜刀隊」、わらべ唄……。いまなお日本の近代に対峙する「西郷という思想」の意味が、嫋々たる歌の調べにのせて明らかにされる。
解説・上村希美雄

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Posted by ブクログ

南洲=西郷隆盛を通した作家:江藤淳が自身への内省を進めていく本と理解しました。

明治当時の人も数多くの作家も西郷隆盛という
人物の人間性・心の深淵を捉えることができないほど西郷隆盛は巨大な人物であったらしいので
この本もその西郷を通した江藤さん自身の心の旅に近いので大変難しかった。。

全に理解できたかはいまだ理解できない。
はっきり言えば哲学書であり結論はなくても
いいのかもしれない。

何が大事かをこの世で考えることが大事だと
触発される本でした。

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2011年08月26日

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