【感想・ネタバレ】錆喰いビスコのレビュー

あらすじ

すべてを錆つかせ、人類を死の脅威に陥れる《錆び風》の中を駆け抜ける、疾風無頼の「キノコ守り」赤星ビスコ。彼は、師匠を救うための霊薬キノコ《錆喰い》を求め旅をしていた。美貌の少年医師・ミロを相棒に、波乱の冒険へ飛び出すビスコ。行く手に広がる埼玉鉄砂漠、文明を滅ぼした防衛兵器の遺構にできた街、大蛸の巣くう地下鉄の廃線――。過酷な道中で次々に迫る脅威を、ミロの知恵の閃きと、ビスコ必中のキノコ矢が貫く! しかし、その先には邪悪な県知事の奸計が――。愛する人を救うため、強弓が撃ち抜く冒険ファンタジー!

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唸るキノコ。激走する蟹。重装甲エスカルゴ空機。
何を言っているのか分からないかもしれません。

が。ひと度、この作品を読み始めた途端。

ビスコの射る矢の音、キノコの弾ける音、
錆風の匂い、ワニ饅頭の香り、
ビスコの修羅の形相、ミロの爽やかな笑顔、
それらが五感を刺激し心を揺さぶるのです。

あぁ本って楽しい。。。本読むの大好き。。。
そんな気持ちに浸れること請け合い。

デビュー即、このラノ2部門1位は伊達じゃあありません。

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感情タグBEST3

匿名

購入済み

評判通りとても良い作品でした。
独特の雰囲気と熱い展開で読了後はスカッと気持ち良くなるようなストーリーです。

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2019年11月13日

Posted by ブクログ

息もつかせぬ激しい戦闘シーン、相棒との巡り合い、錆で滅びゆく世界。どれを取っても面白い。
主人公と相棒君との軽口の応酬は、最初と比べると随分と成長したように思える。これぞまさしく相棒同士、そして対等な関係だと言える。
また戦闘シーンは弓、そしてキノコ! 斬新な設定が目を引く。アニメ化されたんだっけ? あの重厚な戦闘シーンがアニメで動くとなったらそれはそれは見応えがあるんじゃないか? だとすると原作を少しでも読んでおいて損はないのではないか!?
独特なキノコの毒で戦っていくのが面白い。

あと個人的にパウーが好き。強いお姉さん大好き。

0
2024年09月01日

Posted by ブクログ

面白かった。最後の展開はTRIGGER作品に通ずるものがある気がした。小説を読んでいて展開のアツさに涙腺が緩むという経験は初めてだった。

0
2023年01月26日

Posted by ブクログ

アニメ見てて展開知ってても、クライマックスはスリリングでハラハラしちゃう。
すごく資格的・映像的な文章だなぁ。アニメ放映時にたぶん見逃したかカットされたかで記憶に残ってないシーンまでビジュアルが想像できる。
こういうバディものって「最初から完成されたすごい相棒に出会って視点キャラクターが成長していく」ってシチュエーションのが多い印象あるけど、この作品はお互いに相手に影響与えあってるのが良いなー。この関係性大好き。

0
2022年12月01日

Posted by ブクログ

全てを錆びつかせる錆風の脅威。錆喰いキノコを求めるキノコ守りのビスコは、医師のミロを相棒に暴れまくる! 
荒唐無稽で外連味たっぷりの熱血小説! 友情なんて言葉じゃ言い尽くせないバディ! 
こういうカッコいい物語大好きですよ!!

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2021年07月03日

購入済み

熱い。。。

少年漫画のような熱さですね。勢いハンパないですです。

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2020年02月16日

Posted by ブクログ

このラノで1位だったのでとりあえず追従して買いました。
新人だけれど全体的に筆力が優れていて、読む上では全く気になる所はなかったと思う。特徴はなんと言っても後半のシーンの切り取り方で、こちらの心をつかむような「魅せる」描写が絶妙で、読後感の充実ぶりは間違いなくこれらのシーンのおかげだと思う。
難癖をつけるとしたらやはり世界観だろうか。半分ファンタジーのような世界設定と、サブキャラや土地、社会制度みたいなものへの言及が少ないので、作品にのめり込んで読むような読み方ができず、一歩引いた視点を読む側に強いている印象。鬼作とまでは言えないかなあと。

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2019年02月08日

匿名

購入済み

アニメから来ました

アニメが中々良かったので、原作が気になって読んでみました。かなり忠実に作られていたようで、そういう意味では驚きとか新鮮さはなかったです。
作中で交わされる会話が何となく平坦というか…食いつけない?ので、続巻も読んでみようとは思ってますが、そこまでハマる気もしないかなぁ。

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2022年06月19日

Posted by ブクログ

いやあ、熱い話だね。
錆で滅んだ世界で浄化の役割を持つキノコを生やすキノコ守と街の少年医師とのバディもの。
なんとなくナウシカを思い出した。

それにしても登場するキャラがどいつもこいつも熱い、熱すぎる!
いつもさびの病気や闘いの怪我でほとんど死にかけてるのに、それを忘れたような大立ち回りがなんとも、それありか?! と思ってしまった(笑)

個人的クライマックスはやっぱりビスコが錆液に飲み込まれて死んでいく時に相棒のミロに声をかける場面。
その弓がある限りいつでも二人は一緒なのだよな。
その後の展開はうん、まあ分かってたけど。

終わり良ければすべて良し。
その王道がまた心地良かった。

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2021年09月25日

Posted by ブクログ

アニメ化が決まり、最近推している鈴木崚汰さんがビスコ、そして相棒を花江夏樹さんが担当するという事で早速買って読みましたが、少年マンガ展開で楽しく読めました。

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2021年03月17日

Posted by ブクログ

主人公が、強いけどチートというほどではなく、弱いというわけでもないというところが残念。写真家が、出てきた意味もわからないし、読む手が止まらないというような話でもなかった。話は普通におもしろかったので、もうひとつ何か欲しかった。

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2020年10月04日

tk

ネタバレ 購入済み

文章力がやばい

後輩に進められて買ったけれど、文章力が高すぎる。

脳内でアニメが流れるほど、流麗に文章が踊っていた。

さすが賞を取った作品だなと。

もったいないのは主人公は死なないってのが分かりきっているのに、死んだような演出を入れたこと。登場人物達は熱くなるけど、読者は冷めてるので温度差を感じた

これも全体が素晴らしいからこそ目立ってしまった問題な感じ。

あとは、綺麗に完璧に一区切りつきすぎて、次巻を読み始めずらい。もっと1巻で色々伏線や気になることを残して欲しかった。

しかし、こんな長文書きたくなってしまうほどに、素晴らしい作品であることには違いありません。

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2019年11月23日

Posted by ブクログ

楽しかったー!
ビスコとミロの出会いと旅と戦いと愛とキノコ。ラノベのよさがぎゅーっと詰まってて最後までワクワクしながら読ませてもらいました。最後のお礼に訪れるところまで、すごく好きだなぁー。あとがきまでスキーてなりました。
わたしもヒャッハーの世界大好き…。

とにかくわくわくする。楽しい。
一冊でぎゅっと一つのお話が詰め込まれていて、大満足。その上で、続きも楽しみ!

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2019年03月26日

Posted by ブクログ

圧倒的な世紀末的な世界観を作り上げ、ヒャッハー的な世界で生命力あふれるキャラクターが駆け回る。
勢いよく読めるが、読んでるこちらも体力を使う、そんな作品

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2019年03月02日

Posted by ブクログ

さすがこのラノ新人賞&作品賞
スケールの大きさと、戦闘描写、キャラ
どれをとってもかなりのクオリティ
変にラノベラノベしたお色気やギャグもないのが硬派で良い

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2019年01月19日

Posted by ブクログ

ビスコとミロの微BL

ストーリーは軽快で、息つく暇もなく敵が現れてくる。
世界観の設定は独特で、錆が人を侵し、それをキノコが浄化するところが、ナウシカのような世界を彷彿とさせた。

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2018年12月10日

Posted by ブクログ

久々に熱くかっちょいいラノベを読んだぜ!という気持ち。
パウー姉さんすきだーEカップか…。
ビスコとミロ…ビスコとミロは…すごいな…まあ……今後を見守ろう。うん。2巻もあるみたいなので楽しみ。

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2018年05月12日

Posted by ブクログ

勢いと情熱を感じるお話だったな。あー、このひとこの物語をとても楽しく書いたんだろうな、っていう。自分には余りキャラクターがハマらなかったけど、この熱量をぜひ維持してほしいなあ。

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2018年04月05日

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