【感想・ネタバレ】錆喰いビスコ4 業花の帝冠、花束の剣のレビュー

あらすじ

濃密な死の香りに包まれる王の子を寒椿が生かす。煮え滾る鮮血の海から抜け出した子供・シシを救ったのは――、
「俺が誰だか知ってるなら。ガキより大物狙え、腰抜けども」
疾風無頼の兄上――赤星ビスコだった。
九州が誇る巨大監獄『六道囚獄』。そこには花を操る人造人間・紅菱の一族が収監されていた。人間に逆らえない宿命を背負い、監獄の中で虐げられる紅菱たち。しかし彼らを捕らえているのもまた、桜を操る紅菱で――。キノコの生命力を奪い咲き誇る花々。進化のキノコ『ナナイロ』の胞子により生じた未知なる花力が日本を動かす!

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唸るキノコ。激走する蟹。重装甲エスカルゴ空機。
何を言っているのか分からないかもしれません。

が。ひと度、この作品を読み始めた途端。

ビスコの射る矢の音、キノコの弾ける音、
錆風の匂い、ワニ饅頭の香り、
ビスコの修羅の形相、ミロの爽やかな笑顔、
それらが五感を刺激し心を揺さぶるのです。

あぁ本って楽しい。。。本読むの大好き。。。
そんな気持ちに浸れること請け合い。

デビュー即、このラノ2部門1位は伊達じゃあありません。

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