【感想・ネタバレ】忘れじの女―大江戸人情見立て帖―(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

旗本の平九郎が飲み屋で会った品の良い老人。高名な絵師の老人は岡場所でひと悶着を起こし、彼を頼ってきたのだが……。(表題作)出世に無関心で何の運動もしてこなかった平九郎に降って湧いた番入り話。迷いに迷った挙句に彼が下した決断は? (「番入り始末」)このほか、「喧嘩の手柄」「まことの簪」の四編を収録。市井の片隅に生きる人たちの哀歓を描いた、江戸情緒溢れる傑作人情時代小説。

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Posted by ブクログ

早見俊 著「忘れじの女」、大江戸人情見立て帖シリーズ№3、2019.7発行。無欲で純粋、常磐津を愉しむ直参旗本関口平九郎33歳と同心深尾左門、質屋卯之吉の物語。忘れじの女、喧嘩の手柄、まことの簪、番入り始末の4話、どれも心に沁みるいい話でした。

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2019年07月31日

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