【感想・ネタバレ】ナマケモノはなぜ「怠け者」なのか―最新生物学の「ウソ」と「ホント」―(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

不老不死は可能なの? 外来生物はやっぱり悪者? 女心と秋の空は本当に変わりやすいの? 分子の世界から地球の生態系まで、いま生物学は日進月歩。定説を覆す新しい発見が次々発表されている。その最新成果と未だ解けぬ難問のありかを、池田センセイが愉快に説く。文庫本一冊に森羅万象100テーマを収めた、生物学エッセイ登場! 『生物学の「ウソ」と「ホント」最新生物学88の謎』改題。

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Posted by ブクログ

『ナマケモノはなぜ「怠け者」なのか』は、本書に収められた100のトピックスの一つにすぎない。ナマケモノに興味がない人は手に取らないかもしれず、もったいない。これ以外にも興味深い話が多い。Ⅳ章「環境と生態の謎」が個人的にはどれもおもしろかった。悪者扱いしている外来種も人類の相対的な見方、また生態系の歴史を思うと一生が些細なものに思えてくる。2021.4.3

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2021年04月03日

Posted by ブクログ

筆者ならではのコミカルな切り口で、生物の不思議や謎について書かれたエッセイ。3ページほどでひとつのコラムを読み終えるので、短い時間でも読み進めることができ内容も興味深い。ただし昆虫学に精通している筆者のため、どうしても昆虫に関して詳細に(偏り)がちになり、読み手の興味により左右されると思ったので星4とした。

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2020年01月03日

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