【感想・ネタバレ】メランコリア 上のレビュー

あらすじ

ショートストーリーの名手・道満晴明が描くメランコリックオムニバス! 世界の終わりが近づく中、人は何を思うのか!? 楽しいだけじゃ、穏やかなだけじゃ、幸せなだけじゃ、人生はつまらない。「憂鬱」それは甘くて苦い蜜の味――…。読むほどに絡み合っていく、巧妙なストーリーギミックとじわじわと心を侵すメランコリックな物語!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱり道満晴明さんは短編が天才的。

以下ネタバレ。

独立した短編と思いきや少しずつ設定がつながっていて、同じ一つの世界の物語だと分かっていくのが楽しい。
上巻とあるってことは次が下巻で終わる予定なんだろうか?
最初の一話が最後のオチに使われるところまで予想した。

ヴォイニッチホテルからの設定(殺し屋にランキングがついている、例のホテルで例のメイドさんが登場する)が使われていて、読んでた人が読むと嬉しい。

ところで小題がABC...となっているのに後で気づいた.

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2018年03月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

道満晴明のショートショート・オムニバス。タイトルどおり(もしくはいつもの道満晴明の作品どおり)メランコリーが漂う、しかし軽やかな物語を描く短々編集。不可思議が混じり込む日常を、各話独立した登場人物を通して描きながら、それぞれの世界が僅かに接点を持ち、重なっていくのがいつもながら面白い。
上巻収録作では『ハンドスピナー』が特に良かった。
地球に接近する彗星の名が「メランコリア」なのは、ラース・フォン・トリアーの映画を思い出すけれど、上巻では言及されなかったように思う。下巻で回収されるのだろうか。

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2018年03月29日

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