あらすじ
「……私たち、つきあってみない?」――黛陽平(まゆずみ ようへい)は平凡な高校生。「屋上姫」と呼ばれる、どこかミステリアスな生徒会長・霞上澄花(かすがみ すみか)から突然の告白をされる。「姫」で「年上」、「謎」な彼女との初めてのお付き合い。最高に幸せなはず……なのに、何故か彼女の目は僕を見ていない――。「眼鏡なカノジョ」のTOBIが描く、蒼い空、そして屋上から始まる・青春極上ラブストーリー!
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ラブコメではない
タイトルと表紙絵から、自殺願望や虐められている話かと思いましたが
謎を適度に含ませた恋愛物でした。
人間関係を上手く見え隠れさせながら、屋上姫の心の闇が描かれていて続きが気になりました。
すれ違い恋愛もの
好かれていないということに気づきながら付き合い始める悲しい男子高校生と、身代わりとして付き合いを始めようとする女子高校生のすれ違い恋愛もの。
本音で話をしてしまうと破綻してしまうということが分かりながら付き合い続ける関係というのは悲しいものだなあと実感がわいてくる。
絵柄はそれなりきれい。花束などの小道具の使い方も良い。
高嶺の花って
高嶺の花って周りから言われる人って、幸せなのかな?それにあこがれて、そこに近づきたいって思っているほうが、あるいは幸せなのかもしれない。そして、実際近づけたら、どうなるんだろう・・・。そんなことを感じました。
感想 屋上姫(1)
高嶺の花に恋した少年の奮闘記です。
ヒロインの美少女が持つ陰。
主人公である少年の純粋さ。
他のキャラも普通の良い子らしさ漂う高校生ばかり。
綺麗な画がさらに好感度を上げています。
しかし、これらが揃って、学生劇を演じるのであれば普通すぎる。
この巻は今後の”おさわり”程度の内容。