【感想・ネタバレ】野望(下) のレビュー

あらすじ

「戦(いくさ)とは本来算術、損得でやるもんじゃ。じゃが、景虎は違う。おのれの大義に従って兵を進めるのが景虎の真骨頂……」二強の今川・北条両家と同盟を結ぶなど、さまざまに策を弄してきた隻眼・機略縦横の名軍師・山本勘助。雌雄を決する川中島の合戦を控え、武田晴信(信玄)最大の敵・長尾景虎(上杉謙信)に、軍師の冷徹な分析がいよいよ冴える。山本勘助に見出され武田家に随身した、真田幸村の祖父・幸隆も大活躍。有名な“敵に塩を送る”の故事が生まれた背景として描かれる独自解釈のエピソードには、誰もが思わず納得。『言霊(ことだま)』『逆説の日本史』の著者が描く、名軍師・山本勘助と武田信玄の絆を描く傑作歴史巨編、第一部完結!

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Posted by ブクログ

第4次 川中島の戦いでも1番有名な合戦までのお話。武田と上杉の知恵合戦。結局勘助は、謎な人物のまま話は一旦終了するが、山本勘助の小説としては、かなりの面白さ。
意外と生徒思いの勘助先生が、作戦の極意を野外授業を交えて、わかりやすく種明かし。なんとなく人生勉強もできちゃいます。
そして、勘助亡き後の武田のお話は、「覇者」へ続く。武田が気になる方は、こちらもオススメ。

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2011年04月26日

Posted by ブクログ

2007/1/27購入
2009/12/4〜12/11

これまでいろんな戦国時代を描いた本を読んできたが、思い出してみると、武田信玄や上杉謙信がメインの作品は読んだことがなかった。山本勘介の最後はあっけなかったが、武田家の人間関係(勝頼の出自など)は知らないことも多く、大変参考になるとともに、各登場人物達が生き生きと躍動するとても面白い作品であった。続編の覇者も楽しみである。

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2009年12月11日

Posted by ブクログ

(上下合わせた感想)
余り面白くなかった。山本勘助と武田信玄にそんな年齢差があるとは思わなかった。

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2012年02月15日

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