【感想・ネタバレ】野望(上) のレビュー

あらすじ

「本邦初の軍師役をおかれませい。天下を制するには、まず信濃を併呑することでござる」――後の信玄となる甲斐の若き国主・武田晴信に仕官を求めた異相の男・勘助は、傲岸にも自身をそう売り込んだ。単なる国主に過ぎぬ晴信に天下獲りへの野望が芽生え、神算鬼謀にして稀代の名軍師・山本勘助が誕生した瞬間であった。歴戦の古強者たちの意見はすべて過去の経験から割り出されており、新しい考え方を認めようとしない! 世代交代、情報操作、買収、合併……現代ビジネスマンの心に刺さる、まさに命懸けの戦国時代を活写。真田一族も活躍! 『言霊(ことだま)』『逆説の日本史』の著者が描く、傑作歴史巨編!

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Posted by ブクログ

今まで読んだ武田関連本で一番面白いと思います。
癖がなくて読みやすいし、人物が皆生き生きとしてて惹き込まれます。
殿と勘助のやり取りは風林火山と似てる感じ。
後、高坂ファンの目線としては、恐ろしいぐらいの贔屓っぷりで何かもうお腹いっぱいです。小姓時代が可愛い。
分厚くて持ち歩きが大変ですが、オススメです。

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2011年06月02日

Posted by ブクログ

今まで読んだ山本勘助が主人公の本の中では、抜群に面白かった。
しかしなんで、この人が、こんなスーパーマンみたいに何でもまるっとお見通しで、しかも武器の扱いにも卓越してるのか、謎のままです。いったいなんで? 野望編は、勘助個人の軍略や戦術もさることながら、若手の教育指導場面が中々面白い。無用を有用に変えて行く適材適所な人事、学ばせる人材選びとその教育が、組織にはとても大事なのですね。しかし、それを彼が誰からどんな風に学んだのかは、謎のままです。

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2011年04月19日

Posted by ブクログ

2007/1/27購入 
2009/11/30〜12/4
久しぶりに読む井沢氏の小説。武田氏の軍師、山本勘助を主人公にした大長編。晴信をたきつけて天下統一に乗り出す勘助。諏訪を手がかりに信濃を攻めるところまで。
 実在したかどうか疑わしいといわれる勘助が非常に魅力的に描かれている。ものすごく分厚い文庫本だが厚みを感じさせない。下巻も楽しみである。

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2009年12月04日

Posted by ブクログ

(上下合わせた感想)
余り面白くなかった。山本勘助と武田信玄にそんな年齢差があるとは思わなかった。

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2012年02月15日

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